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2020.05.22
| 復興祈願 全国

悪疫退散を願って、全国同時打ち上げ「Cheer up(チア・アップ)!花火プロジェクト」6月1日打ち上げ─終了しました

みんなの願いを込めて打ちあがる花火(写真はイメージ)/写真提供:無料写真素材 写真AC

新型コロナ感染症の終息を願って、全国の花火製造業者が、各地で一斉に花火を打ち上げる業界史上初の試み「全国一斉悪疫退散祈願 Cheer up! 花火プロジェクト」が行われます。

感染拡大の防止から、各地で花火大会の中止が相次ぐ中、花火関連業者がこの未曽有の逆境で、「花火業者が社会を変えるようなチャレンジをしよう」と立ち上げたプロジェクトです。現在、北海道から沖縄県まで160を超える業者が参加し、東京都を中心とする首都圏、北海道などを含めて緊急事態宣言が全て解除された後に行われる予定です。
6月1日20時から打ち上げられることになりました。

ただし、人の密集を避けるため、場所は非公表とし、各業者がそれぞれの場所で5分間打ち上げます。

花火は、もともと悪疫退散祈願を目的として打ち上げられたことが花火大会の起源とされ、歴史的記録の残るものとしては江戸・両国の花火が最古だそう。享保17(1732)年、大飢饉で多くの餓死者が出て、さらに疫病が流行し多大な被害をもたらしたことから、8代将軍吉宗が、翌18年5月に犠牲となった人々の慰霊と悪疫退散を祈って隅田川で水神祭を行いました。その時、両国橋周辺の料理屋が公許により、花火を打ち上げたことが「両国の川開き」の由来とされています。

2020年、このプロジェクトで、全国一斉に5分間だけ打ち上げられる花火も、歴史と人々の心に深く刻まれていくことでしょう。

詳細は、特設サイトをご覧ください。
https://www.cheeruphanabi.com/

 

<写真提供>
写真AC
https://www.photo-ac.com/

 

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