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日本クリエイション大賞

より豊かな生活文化の創造を推進します。

本制度は、「より豊かな生活文化の創造に貢献したクリエイション・ワーク」を顕彰するもので、製品、技術、芸術・文化活動、地域振興、環境、福祉などジャンルを問わずクリエイティブな視点で、新たな時代を切り拓いた人物や事象を表彰し、その素晴らしさを広く知らしめていくことを目的としています。

日本クリエイション大賞について

1980年代の半ばに日本・東京両商工会議所の五島昇会頭(1916-89)は、「これからは繊維産業のみならず、生活文化すべてをファッションと定義する」と提言。85年に東京ファッション協会を、続いて89年には日本ファッション協会を設立し、自ら初代会長に就任しました。戦後の混乱から高度経済成長期を経て「経済大国」となった時代にあって、さらに同氏は成熟した生活大国、文化大国の実現を追求しました。

その思想をより具体的な形で推進することを狙い、東京ファッション協会では87年に「東京クリエイション大賞」を、日本ファッション協会でも91年に「日本生活文化大賞」を創設し、それぞれ顕彰事業を実施してまいりました。 2004年度には、東京、日本の両ファッション協会が統合され、それまで、別々に実施してきた2つの賞には「より豊かな生活文化の創造」に寄与するという共通の目標があることから、新生・日本ファッション協会の誕生を機に、両賞を「日本クリエイション大賞」として統合し、以来、毎年優れた案件の顕彰に努めています。
 
  • 2023年度募集は終了しました

    応募方法等詳細はこちらをご覧ください。

    表彰対象

    製品、技術、芸術・文化活動、地域振興、環境、福祉など、ジャンルを問わずクリエイティブな視点で生活文化の向上に貢献し、次代を切り拓いた人物や事象などを表彰対象とします。

    選考基準

    下記のいずれかの要素に該当するもの。
    • 時代性
      時代に衝撃を与え、時代を象徴するもの
    • 革新性
      斬新な発想で社会に新鮮な感動をもたらすもの
    • 文化性
      人々の心に快適さや豊かさをもたらすもの
    • 国際性
      国を超えて更には時間を超えて、広く人々の共感をもたらすもの
    • 社会性
      地域や人々の生活を活性化させ、幸せ感をもたらすもの

    賞の種類と数

    • GRAND PRIX
      1件
      副賞50万円、楯(澄川伸一デザイン)
    • AWARDS
      3件
      副賞25万円、楯(澄川伸一デザイン)
    メビウスの輪

    メビウスの輪

    各賞受賞者には、副賞と澄川伸一デザインの表彰楯「メビウスの輪」が贈られます。

    選考について

    「顕彰制度委員会」にて、3回の審議を経て表彰案件を決定します。
    選考委員長 (当協会理事長、東レ株式会社 代表取締役会長)
    選考委員長代行 岩田 彰一郎(株式会社フォース・マーケティング アンド マネージメント 代表取締役CEO)
    選考委員 (50音順) 伊東 順二(学校法人福岡建設専門学校理事長/アートプロデューサー)
    今井 環(公益法人NHK交響楽団 元理事長)
    内館 牧子(脚本家)
    大宅 映子(評論家/公益財団法人 大宅壮一文庫 理事長)
    加藤 タキ(コーディネーター)
    河原 敏文(プロデューサー/ディレクター/CGアーティスト)
    永井 多惠子(公益社団法人 ユネスコ国際演劇協会 会長)
    原 由美子(ファッションディレクター)

    結果発表および表彰時期

    第3回選考委員会終了後、マスコミなどを通じて結果を発表し、その後2月下旬から3月上旬に表彰式を開催します。

    授賞案件一覧

    受賞者 授賞名
    2022 燕三条の職人気質がつむいだ、安全で環境に優しい冷却システム。ワクチン接種を支える
    株式会社ツインバード
    大賞
    鉄筋を使わない“さびない橋”、世界で初めて高速道路で実用化
    西日本高速道路株式会社、三井住友建設株式会社(共同受賞)
    インフラ技術賞
    八百屋で始めた“こども食堂”、地域と共に歩み続けて10年
    一般社団法人ともしびatだんだん
    よりどころ賞
    世界シェア100%、1000℃の高熱に耐えるバーコードラベル
    YSテック株式会社
    きらり技術賞
    2021 創立100年、医療を通じ社会に貢献
    テルモ株式会社
    大賞
    世界最高レベルの超精密加工で顧客の技術課題を解決
    株式会社ティ・ディ・シー
    オンリーワン技術賞
    国産材を生かした大震災からの復興と脱炭素化の推進
    株式会社ウッドコア
    福島から未来へ賞
    震災から10年、水産業をかっこいい職業に
    一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン
    水産業革新賞
    2020 百年先を見据え、英知を結集してつくられた『明治神宮の森プロジェクト』 明治神宮 大賞
    新たな歴史を刻む動画配信歌舞伎の創造 松本幸四郎氏(十代目) 伝統文化革新賞
    東大発ベンチャー、数学の力で世界を変える Arithmer(アリスマー)株式会社 社会課題解決貢献賞
    捨てられてしまいそうな食べ物をレスキューする『TABETE』を運営 株式会社コークッキング 食品ロス削減推進賞
    2019 誕生から25年、進化を続け世界を変革する『QRコード』 原 昌宏氏 株式会社デンソーウェーブ AUTO-ID事業部 主席技師 大賞
    アフリカの未電化地域に新しいビジネスを創造する WASSHA株式会社 希望の光を灯す賞
    創業120周年の『紙の専門商社』日本の文化を支える 株式会社竹尾 日本文化貢献賞
    記憶と教訓を“伝えるために”被災直後の姿を留めた震災遺構 気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館 防災減災啓発賞
    2018 サイバーセキュリティサービスで国内を牽引する“攻撃遮断くん” 株式会社サイバーセキュリティクラウド 大賞
    手書き文字を読み取るAIエンジン『Flax Scanner』を開発 株式会社シナモン 仕事改革開発賞
    新時代の農業の先駆けとなる農業法人 イオンアグリ創造株式会社 農業活性化賞
    高校選びの新たな仕組みを推進 岩本 悠氏島根県教育魅力化特命官/一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム 共同代表 教育文化貢献賞
    2017 世界初の民間商用超小型衛星を開発 株式会社アクセルスペース 大賞
    優れた止血能力を持つマイクロ波手術用エネルギーデバイスを製品化 日機装株式会社 谷 徹氏 (滋賀医科大学バイオメディカル・イノベーションセンター 特任教授)(共同受賞) 医療技術革新賞
    文化財修復会社を再建し、観光立国日本を説く デービッド・アトキンソン(株式会社小西美術工藝社 代表取締役社長) 日本文化貢献賞
    文化財の修復に欠かせない世界一薄い和紙の開発 ひだか和紙有限会社 日本の巧みな技(わざ)賞
    2016 “次世代スーパーコンピューター”の開発で社会を変革する 齊藤元章(株式会社PEZY Computing 代表取締役社長) 大賞
    大量の水を使わず※、使用済みの紙をオフィスで新たな紙に セイコーエプソン株式会社(長野県諏訪市) ※機器内の湿度を保つために少量の水を使用する。 技術革新創造賞
    世界シェア7割を誇る『カニカマ製造装置』 株式会社ヤナギヤ(山口県宇部市) 食文化貢献賞
    『あきた舞妓』でまちを活性化する 水野千夏(株式会社せん(秋田市)代表取締役) 地域文化応援賞
    2015 世界が注目する新世代バイオ素材“人工合成クモ糸”の製品化に成功 関山和秀(Spiber(スパイバー)株式会社 取締役兼代表執行役) 大賞
    HondaJet、世界の空へ飛び立つ 藤野道格(ホンダ エアクラフトカンパニー 社長兼CEO) 教育で世界を変える 小林りん(学校法人インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)代表理事) “精密位置決めスイッチ”で世界トップ 株式会社メトロール 日本クリエイション賞
    2014 四輪駆動で段差も乗り越える近未来型電動車いすを開発 WHILL(ウィル)株式会社 大賞
    ケニア、ルワンダの人々の“自活”の道を切り拓いた日本の起業家 佐藤芳之(オーガニック・ソリューションズ 代表取締役社長) 全国で唯一増収転換を果たした路線バス 十勝バス株式会社 常識を覆す不燃マグネシウムが世界の金属素材を変える 河村能人(熊本大学先進マグネシウム国際研究センター センター長・教授) 日本クリエイション賞
    2013 二つのノーベル賞『ニュートリノ』と『ヒッグス粒子』発見に貢献 浜松ホトニクス株式会社 大賞
    世界で初めて完全養殖に成功したクロマグロをはじめ、 “近大卒”の魚をブランド化 近畿大学水産研究所 「ふゆみずたんぼ」で津波被災地の田んぼの復興を実現 特定非営利活動法人 田んぼ 世界の潮流に伍し、日本のワイナリーの新しい時代を切り拓く ヴィラデストガーデンファーム アンド ワイナリー 日本クリエイション賞
    2012 「世界でもっとも美しい書店20」のひとつとして 日本で唯一選ばれた代官山 蔦屋書店 増田宗昭(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 代表取締役社長兼CEO) 大賞
    過去と未来をつなぐ、東京駅の復元 東京駅 片足麻痺でもこげる“魔法の車いす”を製品化 株式会社TESS 桜並木で津波の到達ラインを後世に伝える 特定非営利活動法人 桜ライン311 日本クリエイション賞
    2011 未来に向けて、自ら立ち上がった被災集落 馬場中山「未来道・なじょにかなるさープロジェクト」 大賞
    先端技術が開く日本のものづくり力 炭素繊維協会 先端技術賞
    若い力とものづくり 日本の技術力を結集したソーラーカーで、国際レースに2連覇 東海大学ソーラーカーチーム ドリームテクノロジー賞
    次世代エネルギーを担う小さな水車の開発 田中水力株式会社 マイクロ水力開発賞
    2010 路面電車や自転車シェアリングでCO2 削減と中心市街地の活性化を両立 富山市 大賞
    トラブルを乗り越えて帰還した「はやぶさ」が教えてくれたあきらめない大切さ 宇宙航空研究開発機構 はやぶさプロジェクトチーム ネバー・ギブアップ賞
    外科手術の新領域を切り拓く日本のものづくり技術 株式会社河野製作所・三鷹光器株式会社(共同受賞) マイクロ・メディカル賞
    地方都市から若者の夢を応援 ファッション甲子園実行委員会 明日を創る若者応援賞
    2009 CO2 24%削減を実現した環境創造戦略 東日本旅客鉄道株式会社 環境経営賞
    世界を変えるデザインの力、PKD(Peace-Keeping Design)プロジェクト 川崎和男(デザインディレクター・大阪大学大学院教授・博士(医学)) 創造賞
    現代人の日常生活を支える縁の下のものづくり 淀川メデック株式会社 開発賞
    ティーンによるティーンのためのライブラリー『Verging All Teens(V.A.T.)』〈シンガポール〉 ジュロン広域図書館(Jurong Regional Library) 海外賞
    2008 隠れたクリエイティビティを開花させた40年の歩み 宮城まり子(ねむの木学園) 大賞
    人々の思いを引き寄せよみがえった「明日の神話」 財団法人 岡本太郎記念現代芸術振興財団 明日へのメッセージ賞
    傷ついた身体と心を支える製品づくり 中村ブレイス株式会社 エクセレントワーク賞
    生鮮食品の常識を変える「CAS冷凍」 大和田哲男(株式会社アビー 代表取締役社長) 開発賞
    2007 21世紀の新しいライフスタイルを創り出す世界的クリエイティブ集団 宮本茂と任天堂開発チーム 大賞
    彫刻作品「モエレ沼公園」とその価値を活かす公民協働体制 札幌市 環境アート賞
    市民の手で受け継がれ続ける藩校「致道館」の精神 酒井 忠久(財団法人致道博物館 館長)(旧庄内藩主酒井家18代目) 地域文化振興賞
    紫斑蝶の幽谷を守る、一生をかけた取り組み 詹家龍〈台湾〉 海外賞
    2006 大型アクリルパネルが拓く展示様式の可能性 日プラ株式会社 大賞
    日本の英知を育む天城会議 椎名武雄(日本アイ・ビー・エム株式会社 最高顧問) 特別賞
    過疎化、高齢化、少子化問題解決につながる香木の森研修制度 島根県邑智郡邑南町 地域活性化賞
    乱伐進むふるさとの地に200万本の木を植えた人 ウィチャイ・スリユット〈タイ王国〉 海外賞
    2005 21世紀型市民スポーツ文化の創造 社団法人 日本プロサッカーリーグ 地域創造賞
    ビジネス街を彩りのある都市文化の空間に 大手町・丸の内・有楽町地区再開発計画推進協議会 まちづくり特別賞
    世界の水問題に貢献する分離膜技術の開発 東レ株式会社 環境技術賞
    3D技術による新たなコミュニケーション領域を世界に発信する若き起業家 伊藤正裕(株式会社ヤッパ 代表取締役社長) 企業奨励賞
    文化の壁を越え集う4万人の大盆踊り大会 クアラルンプール盆踊り実行委員会 海外賞
    2004 「人間と動物との共存」を行動展示で実践し全国から集客 小菅正夫(旭川市立旭山動物園 園長) 大賞
    過去と未来を共存させる街 金沢 山出保(石川県金沢市 市長) 生活文化創造賞
    世界一の砲丸づくり 辻谷政久(有限会社辻谷工業 代表取締役) ニッポンのモノづくり賞
    『子供の科学』創刊80周年 小川雄一(株式会社誠文堂新光社 代表取締役社長) 教育文化賞
    北緯40度 ミルクとワインとクリーンエネルギーの町くずまき 中村哲雄(岩手県葛巻町 町長) まちおこし創造賞
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