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2021.01.05
| 観光名所自慢 岡山県

天守が残る唯一の山城「備中松山城」

雲海に浮かぶ天空の城「備中松山城」/写真提供:無料写真素材 写真AC

備中の小京都と呼ばれる岡山県高梁市は、かつて備中の中心地として栄え、標高430mの臥牛山(がぎゅうざん)小松山山頂には、天守が現存する日本で唯一の山城「備中松山城」が聳え立っています。国指定重要文化財で、岐阜の岩村城、奈良の高取城とともに日本三大山城にも数えられています。
備中松山城は、9月下旬から4月初旬、特に10月・11月には、雲海に包まれ「天空の山城」としても知られています。
春の新緑から冬の雪景色まで、春夏秋冬季節ごとに山城の景観を楽しむことができ、本格的な木造天守だけでなく、高さ10mを超える天然の岩盤を利用した壮大な石垣群や国指定文化財の土塀、二重櫓など登城の途中にも見どころがたくさんあります。
2018(平成30)年7月豪雨後に住み着いた、「猫城主さんじゅーろー」も人気です。

岡山県では、県内にある3城の御城印を集めると特産品がもらえる「晴れの国おかやま御城印めぐりキャンペーン」を3月1日(月)まで開催しています。対象の城は、備中松山城のほかに岡山城と津山城。
新型コロナ感染症予防に気を付けて、お出かけください。
 

<備中松山城について>

秋から冬にかけて、特に10月・11月に、条件がそろうと早朝に雲海を観ることができます。雲海に浮かぶ城は幻想的で、雲海展望台もあります。
◆所在地:岡山県高梁市内山下1
◆アクセス:JR西日本「備中高梁駅」下車、タクシーでふいご峠(8合目)へ(乗合タクシーあり)。下車後、山頂まで徒歩約20分。または「備中高梁駅」から徒歩約1時間30分。
◆入城料:大人500円、小中学生200円
◆開城時間:4月~9月/9:00~17:30、10月~3月/9:00~16:30
◆備中松山城雲海展望台:備中高梁駅から早朝乗合タクシーで約70分。展望台から城までは、徒歩約1時間
 

<「晴れの国おかやま 御城印めぐり>

◆開催期間:2021年3月1日(日)消印有効
◆対象の城:備中松山城、岡山城、津山城
◆参加方法:3城のいずれかで御城印を購入し、御城印販売所でオリジナルお城印帳をもらい、残りの2城で御城印を購入する。3城目の御城印販売所で3城すべての御城印を見せ、応募用紙をもらい、必要事項を記入の上、その場で応募する(郵送も可)
◆賞品:応募者の中から抽選で、A賞3名に10,000円相当の岡山県の特産品、B賞9名に5,000円相当の特産品、C賞30名に2,500円相当の特産品が当たります。
◆主催:岡山県備中県民局 地域づくり推進課

詳細は一般社団法人高梁市観光協会の公式HP「高梁市観光ガイド」をご覧ください。
http://takahasikanko.or.jp/

 
<写真提供>
写真AC
https://www.photo-ac.com/

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