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2021.06.24
| 風景自慢 新潟県

ホタルの舞う季節、新潟県内のホタルの名所

ゲンジボタル(写真はイメージ)/写真提供:写真AC

6月から8月にかけて、日本の夏を彩る“ホタル”。日本各地の水辺でホタルが舞う季節がやってきました。

環境の悪化により、ほとんど見られなくなった時期もありましたが、生息地となる環境の改善に取り組み、ホタルの増殖に向けたさまざまな努力がなされるようになって、ホタルが復活したところも多く、昔ながらの名所とともに、市民の憩いの場になっています。

名所が多い地域では、ホタル情報の発信にも力を入れ、新潟県の公式観光サイト「にいがた観光ナビ」でも、県内各エリアのホタルの名所を飛翔情報とともに紹介しています。見ごろの時期も明記されていますよ。

その中から、これから見ごろのピークを迎えるスポットを3カ所ご紹介します。

お出かけの際は、新型コロナウイルス感染症対策にご協力を。

 

<たきがしら湿原>

新潟と福島県境の標高約350m付近に位置する、数十種類以上の湿性植物と動鳥類などが生息する人工湿原。昭和50年ごろまであった滝首(たきがしら)集落の水田跡地を再利用する目的で湿原として造成され、1996(平成8)年にオープンしました。在来の自然種を主体に、水生・湿性植物や野草など60種類ほどが約6haの人工湿原に植栽されています。
6月下旬から7月中旬にかけてホタルが舞う姿が確認され、6月26日(土)に夜間ゲートが開放される予定です。

■見ごろ:6月下旬から7月中旬
■住所:新潟県東蒲原郡阿賀町七名乙
■アクセス:磐越自動車道「津川IC」から車で40分
■アクセスゲート開放時間:8:30~17:00 ※ホタルの飛翔期間は終日開放
■HP: 阿賀町 
https://www.town.aga.niigata.jp/agamachi_soshiki/norin/1029.html

 

<田貝(たがい)>

新発田市田貝地区の二王子神社、妹背滝付近のホタルの生息地を、2001(平成13)年から田貝集落の有志が守り、ホタルを育てる活動を行っています。今では、地域の子どもたちも活動に参加しています。

■見ごろ:6月中旬から7月中旬
■住所:新潟県新発田市田貝地区
■アクセス:JR羽越本線「新発田駅」からバスで「上田屋」下車、徒歩15分。日本海東北自動車道「聖籠(せいろう)新発田IC」から車で50分

 

<湯沢中里 ホタルの里>

一時期環境の悪化によってほとんど見られなくなった「ゲンジホタル」を復活するため、新たに生息地を4年がかりで造成し、ホタルの増殖にも成功、2010(平成22)年に、一周約2㎞の鑑賞路が完成。里内は木道が整備され、環境を荒らすことなく周遊することができます。期間前半はゲンジホタル、後半はヘイケホタルが多く見られます。

■見ごろ:6月下旬から8月上旬
■住所:新潟県南魚沼郡湯沢町大字土樽(つちたる)4595、 瑞祥(ずいしょう)庵付近
■アクセス:JR上越新幹線「越後湯沢駅」から車で約15分。関越自動車道「湯沢IC」から車で約10分
■HP:湯沢中里観光協会
http://www.nakazato.com/

新潟県のホタル情報は、公益社団法人新潟県観光協会の公式HP「にいがた観光ナビ」をご覧ください。
https://niigata-kankou.or.jp/

 

<写真提供>
写真のフリー素材サイト 写真AC
https://www.photo-ac.com/

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