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2018.05.11
| 花自慢 奈良県

お寺の境内に咲く4000株のバラ「おふさ観音バラまつり」─終了しました

バラが咲くおふさ観音/写真提供:橿原市

奈良県のほぼ中央部に位置する橿原市。約1300年前にわが国初の首都であった藤原宮跡があり、歴史的文化遺産が市内に点在しています。

大和三山の一つ畝傍山のほど近くにあるおふさ観音は、高野山真言宗・別格本山。かつて「鯉ヶ淵(こいがふち)」と呼ばれる大きな池があり、1650(慶安3)年のある朝、この地で暮らす「おふさ」という娘が、鯉ヶ淵のそばを歩いていると、白い亀の背に乗った観音様が現れ、おふさは池のそばにお堂を建てて観音様をおまつりすることにしたのが、始まりと言われています。この観音様はいろいろなお願いごとをかなえてくれて、誰からともなく「おふさ観音」と呼ばれるようになりました。

おふさ観音は時の権力者や特別の地位にある人によって建立されたのではなく、市井の人々の手によって建てられ、守られてきたお寺です。

庶民の信仰に寄り添ってきたおふさ観音では、美しい花々によって訪れる人々の心を少しでも安らげたいと、約3800種類(4000株)以上のバラをはじめ、四季折々の花が植えられ、「花まんだらのお寺」とも呼ばれています。

1995年から毎年春と秋に開催されているのが「バラまつり」。副住職を中心に寺内の一堂が丹精こめて育ててきた色とりどりのバラが訪れる人々を楽しませてくれます。春のバラまつりは、5月15日(火)から6月30日(土)まで、境内一面にバラが咲き誇り、本堂や日本庭園「円空庭」とバラの織りなす風景は、他では見られません。

また、天才人形師・安本亀八作「生き人形」などの寺宝が、期間中特別公開されます。

 

<「おふさ観音バラまつり」の開催概要>

◆開催期間:2018年5月15日(火)~6月30日(土)

◆開催場所:おふさ観音(奈良県橿原市小房町6-22)

◆アクセス:JR「畝傍駅」から徒歩8分、近鉄「八木西口駅」から徒歩13分、「畝傍御稜前駅」から徒歩14分

◆入場時間:7:00~16:30(開門は17:00まで)

◆入場料:バラ園含む境内への入場は無料、本堂拝観料300円

 

詳細は「おふさ観音」の公式HPをご覧ください。

http://www.ofusa.jp/

 

<写真提供>

橿原市

http://www.city.kashihara.nara.jp/

 

 

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