まち自慢.net
カタクリの花の群生地でハイキングを「筑波山頂カタクリの里」、水戸市「かたくりの里公園」─終了しました
落葉広葉樹林の林床に群生し、春を告げるころ、下向きに薄紫や桃色の可憐な花を咲かせる「カタクリ」。
日本では、本州から中部以北に群生地が多く、「かたくりのさと」などと名付けられ親しまれてきました。地中の肥大した円柱形の茎はでんぷんを多く含み、片栗粉として古来から使われていますね。
関東地方にも群生地は多いのですが、今回ご紹介するのは茨城県の筑波山と水戸市の「かたくりの里」。いずれも可憐な花を咲かせ始め、4月1日(金)から「かたくりまつり」が始まります。
<水戸市かたくりの里「第24回かたくりまつり」開催概要>
面積約2000㎡にわたってカタクリの群生地が広がる「かたくりの里」は、地元のみなさんの手によって大切に保護され、毎年4月上旬に赤紫色の可憐な花を咲かせます。まつりの期間中には、丹精込めてつくられた農産物や農産加工品なども販売されます。
◆開催期間:2016年4月1日(金)~4月10日(日) 出店時間は9:00~16:00
◆開催場所:かたくりの里公園(茨城県水戸市有賀町2053-2)
◆アクセス:JR常磐線「内原駅」からタクシーで約10分
◆入園料:無料
◆HP:一般社団法人水戸市観光協会(http://www.mitokoumon.com/)
<つくば市「第16回筑波山頂カタクリの花まつり」開催概要>
筑波山の山頂付近には、野生のカタクリがおよそ3万株自生し、広さ約2haの「カタクリの里」がまつりの期間中のみ開放されます。筑波山男体山頂周辺を巡るハイキングコース『自然研究路』でも、足元にカタクリの花が咲き、可憐な花を眺めながらハイキングを楽しむことができます。
4月9日(土)には「筑波山神社正式参拝とカタクリの花散策ハイキング」が、12日(火)には「春の筑波山~お散歩~ハイキング」が開催されます。
◆開催期間:4月1日(金)~20日(水)
◆開催場所:筑波山頂カタクリの里
◆アクセス:筑波山ケーブルカー筑波山頂駅から徒歩3分、筑波山ロープウェイ女体山駅から徒歩10分
◆HP:一般社団法人つくば観光コンベンション協会(http://www.ttca.jp/)
<写真提供>
一般社団法人茨城県観光物産協会
茨城県公式観光情報サイト「観光いばらき」
無料写真素材 写真AC