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“神戸市民の花”アジサイが見ごろに「神戸市立森林植物園」

1970年、日本万国博覧会の開催と神戸市制80周年を記念して、神戸市で行われた市民アンケートで最も人気が高かったことから「神戸市民の花」に指定されているアジサイ。今でも神戸市民に愛されています。

アジサイの名所も多く、中でも森の中でアジサイ散策が楽しめるのが「神戸市立森林植物園」。あじさい園やアナベルの丘などに25種350品種、約5万株のアジサイが植えられ、あまり見かけない珍しい品種のアジサイを観察することもできます。

「シチダンカ（七段花）」は、六甲山の特産種の一つで、江戸時代に、ドイツ人の医師で植物学者のシーボルトによって「日本植物誌」に取り上げられていましたが、長い間見つけられず「幻の花」と言われていました。1959年に六甲山で再発見され、神戸市立森林植物園や六甲高山植物園で見られるようになりました。

7月13日（日）まで「植物園のあじさい散策」が開催されています。期間中、普段は見ることができない珍しい種類のアジサイを集めた期間限定の「アジサイ苗畑の通りぬけ」も実施されています。

園内有数のフォトスポット「アナベルの丘」には、白いアジサイ・アナベルが一面に咲き誇っています。

 

＜「植物園のあじさい散策」の開催概要＞

◆開催期間：2025年6月7日（土）～7月13日（日）
◆開園時間：平日／9：00～17：00 　土日祝／8：00～17：00
◆開催場所：神戸市立森林植物園（神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2）
◆アクセス：神戸電鉄「北鈴蘭台駅」から無料送迎バスで約10分。
◆料金：大人300円、小人（小・中学生）150円

 

＜主なイベント＞

★案内ボランティアによるあじさい森林ガイドツアー
開催日時：期間中の土日祝日　①10：30～　②13：30～
受付：森林展示館

★アジサイ苗畑の通り抜け
開催日時：期間中毎日

★七夕かざりを作ろう
笹を彩る七夕かざりを神戸親和大学の学生と一緒につくります
開催日時：6月29日（日）10：00～15：00
申込：当日受付
参加費：無料
協力：神戸親和大学

★七夕のつどい
自然や植物などに関わりのある方と森林植物園 真野響子名誉園長との対談
開催日時：7月6日（日）13：30～14：00

★あじさいの花飾りをつくろう
アジサイの生花を使って髪に飾ったり、バッグや帽子にコサージュとして飾ったりできる花飾りをつくります。クリップをベースに作成するのでいろいろのところに付けて楽しめます
開催日時：7月12日（土）・13日（日）　10：30～15：00　※材料がなくなり次第終了
場所：森林展示館前広場（雨天時は森林展示館内）
参加費：100円（1作品につき）

詳細は、神戸市立森林植物園の公式HPをご覧ください。
https://www.kobe-park.or.jp/shinrin/

＜写真提供＞　
一般財団法人神戸観光局
https://kobe-dmo.jp/