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まるでジブリのアニメのよう！「然別湖湖底線路」

810mという北海道で最も標高が高い場所に位置する「然別湖（しかりべつこ）」は、大雪山国立公園唯一の自然湖です。約3万年前の噴火で川がせき止められてできた「堰止湖」で、周囲は約13km、最深部は約100m、複雑な湖岸線に９つの湾を形成し、湖北に弁天島を浮かべています。湖の周囲はトドマツ、エゾマツ、ダケカンバなどの原生林に囲まれ、太古の自然を今に伝える神秘的な風景が魅力です。

然別湖で、ＳＮＳを中心に最近話題を呼んでいるのが、「然別湖湖底線路」。

国内でも有数の透明度を誇る湖底に向かって、線路が沈んでいく様子を見ることができるのです。湖底に向かって延びている線路は、湖の周りに広がる雄大な自然と相まって不思議な感覚。ジブリの有名なアニメのワンシーンを思い起こさせると評判です。

この線路、実は、冬は凍ってしまう然別湖の遊覧船を、凍る前に陸に揚げるためのレールなのだそう。冬季は氷点下になり、湖が結氷するため、湖底線路を見ることができるのは、5月20日ごろから10月20日ごろまで。線路がはっきり見える、風が比較的少なく、よく晴れた日を狙ってお出かけください。

 

＜然別湖の概要＞

◆所在地：北海道河東郡鹿追町北瓜幕白雲橋（白雲山登山口）

◆アクセス：最寄りの大きな町は帯広市。帯広駅付近から車で約1時間30分。約60km。札幌から有料道路中心で約3時間30分、約200km

詳細は、公益社団法人 北海道観光振興機構の北海道公式観光サイト「HOKKAIDO LOVE！」をご覧ください。
https://www.visit-hokkaido.jp/

 

＜写真提供＞
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