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2018.10.22
| 文化・芸術活動自慢 福井県

敦賀市と歴史的に関係の深い4か国と「敦賀国際文化交流フェスティバル2018」開催─終了しました

現在の敦賀港/画像提供:株式会社丹青社(共同通信PRワイヤー)

福井県のほぼ中央に位置し、日本海側に面する港町・敦賀市。若狭湾に張り出た敦賀半島と54kmに及ぶ海岸線が敦賀湾を日本海の風や波浪から防ぎ、天然の良港を形成しています。

1920年代、ロシア革命に際して、祖国を滅ぼされたポーランドの政治犯や愛国者の家族などがシベリアに送られ、その孤児たちが日本赤十字社により救われ、日本に送られてきました。その玄関口となったのが敦賀港でした。敦賀では、上陸した子どもたちに菓子・玩具・絵葉書等を差し入れ、宿泊・休憩所などの施設を提供しました。

1940年代には、ドイツ軍によりポーランド、デンマーク、オランダなどが占領され、ポーランドに居たユダヤ人たちは、ナチスの手を逃れるため、カウナスの日本領事館に殺到。杉浦千畝領事代理によって日本通過のビザを発給されます。このビザを持ったユダヤ人難民が上陸したのも敦賀港でした。

今も、敦賀市とポーランドやイスラエルとは友好関係が続いていますが、これらの国々の文化や交流を楽しめる機会が少ないのが現状です。そこで敦賀市と歴史的に関係の深いポーランド・リトアニア・オランダ・イスラエルの文化を一挙に楽しめる「敦賀国際文化交流フェスティバル2018」が11月3日(土)・4日(日)に開催されます。

「食」「聴」「験」「知」の4つをテーマに、ステージパフォーマンスやワークショップなどにより4か国の文化を紹介。ダンスや名物料理、お酒などが体験できます。

会場となるきらめきみなと館では、「第19回つるがクラフトマーケット」も同時開催され、全国のクラフト創作者が作る手作り工芸品の展示・販売が行われます。

 

<「敦賀国際文化交流フェスティバル」の開催概要>

 

◆開催日時:2018年11月3日(土)10:00~20:00、11月4日(日)10:00~17:00

◆会場:敦賀赤レンガ倉庫、きらめきみなと館(福井県敦賀市桜町1番1号)、敦賀人道の港ムゼウム

◆アクセス(きらめきみなと館):JR敦賀駅からコミュニティバス「市街地循環線」「海岸線」で「金ヶ崎緑地」下車。または「ぐるっと敦賀周遊バス:」で「金ヶ崎緑地」下車

◆入場料:無料 ※飲食や体験参加には別途料金がかかります

◆主催:敦賀国際文化交流フェスティバル実行委員会(NPO法人THAP(タップ)、イグニション・ポイント 株式会社、株式会社丹青社)

◆後援:駐日ポーランド共和国大使館、駐日リトアニア共和国大使館、オランダ王国大使館、駐日イスラエル大使館、ポーランド広報文化センター、敦賀市、敦賀市教育委員会、公益財団法人福井県国際交流協会、一般社団法人敦賀観光協会、株式会社福井新聞社、株式会社嶺南ケーブルネットワーク

 

詳細は、公式サイトご覧ください。

https://tsuruga-festival.com/

 

<「第19回つるがクラフトマーケット」の開催概要>

 

◆開催日時:2018年11月3日(土)10:00~17:00、11月4日(日)9:00~16:00

◆会場:きらめきみなと館(福井県敦賀市桜町1番1号)イベントホール

◆主催:敦賀市、港都つるが株式会社

◆後援:嶺南ケーブルネットワーク

 

詳細は、港都つるが株式会社の公式HPをご覧ください。

http://www.tmo-tsuruga.com/

 

 

<写真提供>

株式会社丹青社(共同通信PRワイヤーより)

 

 

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