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2019.05.31
| まつり・イベント自慢 秋田県

小野小町のふるさと、湯沢市で「小町まつり」─終了しました

市女笠の小町娘が登場する「小町まつり」/写真提供:(一社)秋田県観光連盟

山形県、宮城県と隣接する湯沢市は秋田県の最南東部に位置する、秋田県の南の玄関口。

平安時代の絶世の美女で歌人として知られる、小野小町が生まれ育ち、都で宮中に仕えたのち、帰郷して晩年まで過ごした地と言われています。

小町に想いを寄せていた深草の少将が、都を去った小町を追った有名な百夜通いの伝承も残っています。「百夜連続で私の元に通い、芍薬を1株ずつ植えて、100株になったら想いに応える」と言われた少将が百夜通いを始めますが、九十九夜目に悲劇が……。

この伝承にちなんで、湯沢市では芍薬の咲く6月に毎年「小町まつり」が行われます。今年も6月8日(土)と9日(日)に開かれ、初日の夜に行われる「宵祭」で、小町の生涯を伝承に基づき再現した「小町逢瀬の図」が小町舞台で演じられます。翌日の「本祭」では、湯沢市出身の女性から毎年7人が選出される小町娘が行う神事を中心に、さまざまな行事が催されます。小町娘は、毎年6月1日に前年の小町娘から新しい小町娘へと引き継ぎの式「小町改めの儀」が行われます。

新緑のまつり会場「小町塚」や「小町の郷公園」が、平安時代にタイムスリップするような幻想的な雰囲気に包まれます。湯沢市雄勝地域には、小町誕生の場所と言われる「桐木田の井戸と姥子石(ばっこいし)」の史跡や、晩年の小町が過ごしたと伝わる遺跡「岩屋堂」、百夜通い伝承に登場する芍薬の花が植えられている「小町芍薬苑」など、小町ゆかりの場所があります。

「小町芍薬苑」は、東北一の規模の9000坪の苑内に150種類7,000株の芍薬が植えられています。6月に見ごろを迎えるので、「小町まつり」と併せてお楽しみください。

 

<「小町まつり」の開催概要>

◆開催日時:2019年6月8日(土)・9日(日)

◆開催場所:小町塚、小町の郷公園(秋田県湯沢市小野字橋本90番地)

◆アクセス:JR奥羽本線「横堀駅」から徒歩約10分

◆入場料:無料

◆主催:湯沢市雄勝観光協会、小町まつり実行委員会

◆後援:湯沢市、秋の宮温泉組合、小野小町遺跡保存会

詳細は、湯沢市の観光情報サイトをご覧ください。

http://www.city-yuzawa.jp/kanko/

 

<「小町芍薬苑」の概要>

◆開苑期間:2019年5月25日(土)から芍薬の生育に合わせて開苑

◆場所:道の駅おがち隣接(秋田県湯沢市小野中屋敷133)

◆アクセス:JR奥羽本線「横堀駅」から徒歩約18分

◆入園料:大人(中学生以上)500円、小学生以下 無料

◆HPhttps://komachishakuyakuen.co.jp/

 

<写真提供>

一般社団法人秋田県観光連盟

秋田県観光総合ガイド

「あきたファン・ドッと・コム」

https://www.akitafan.com/

 

 

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