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ハンノキ林に囲まれた湿地帯一面に白い花が「刺巻水ばしょう祭り」、「かたくり群生の郷」も開園─終了しました
秋田県の東部中央に位置し、岩手県と隣接する仙北市。ほぼ中央に水深日本一の田沢湖があり、地域の約8割が森林地帯で、奥羽山脈から流れる河川は、仙北地域の水源となっています。
JR田沢湖線の刺巻(さしまき)駅から歩いて15分、広いハンノキ林に囲まれた一面に広がる刺巻湿原は、純白の花が咲くミズバショウの群生地。国道や鉄道路線に近い山間に、ハンノキ林とミズバショウの群落があるのは珍しく、学術上でも貴重と言われています。形の似ている深紅のザゼンソウもところどころに咲いています。
ミズバショウの開花にあわせて4月13日(金)から5月5日(祝・土)まで「第24回刺巻水ばしょう祭り」が開かれます。地元ならではの逸品が揃うお食事コーナーや特産品の販売コーナーもできます。ミズバショウと秋田駒ケ岳を一緒に撮影できる絶景ポイントもあります。ゆっくりお楽しみください。
また、西木町の八津・鎌足地区の「かたくり群生の郷」は、その規模・密生度ともに国内随一と言われています。なだらかな山腹に広がる特産の西明寺栗の栗林の中に自生しており、その規模は20ha。かたくりは発芽してから開花するまで約8年かかり、種子はアリによって運ばれるとか。「かたくり群生の郷」は、開花に合わせて、4月18日(水)から5月5日(祝・土)まで開園されます。
山麓に春の訪れを告げる可憐なかたくりもご覧ください。
<「第24回刺巻水ばしょう祭り」の開催概要>
開催期間:2018年4月13日(金)~5月5日(祝・土)
場所:田沢湖刺巻湿原(秋田県仙北市)
アクセス:JR田沢湖線「刺巻駅」から徒歩15分。田沢湖駅からミズバショウ群生地・角館駅を結ぶ周遊バスも出ます(1日2000円、2日間3000円でコース間何度でも乗り放題)
料金:環境整備協力募金箱にご協力を
<「かたくり群生の郷」開園情報>
開園期間:2018年4月18日(水)~5月5日(祝・土)
開園時間:8:00~17:00
場所:仙北市西木町八津・鎌足地区
アクセス:秋田内陸線「八津駅」から徒歩5分
入園料:300円(かたくり群生の郷整備資金として活用)
詳細は、仙北市の公式HPをご覧ください。
http://www.city.semboku.akita.jp/
<写真提供>
一般社団法人秋田県観光連盟
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