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2020.03.31
| まちづくりプロジェクト自慢 愛知県

“ミステリーの町・蟹江町”、小酒井不木原作のショートムービー「死体蝋燭」を制作

ショートムービー「死体蝋燭」のワンシーン/写真提供:愛知県蟹江町(共同通信PRワイヤー)

愛知県蟹江町は、名古屋市に隣接し、名古屋駅からJR・近鉄で約10分、車で約20分と交通アクセスに恵まれています。まちの中に、蟹江川、日光川、佐屋川、善太川、福田川、大膳川の6本の川が流れる「水郷の町」で、「東海の潮来」と文豪・吉川英治に称えられたとも言われています。

医学者、翻訳家、作家として活躍した、同町出身の小酒井不木(こさかいふぼく・1890~1929年)は、江戸川乱歩、横溝正史らと親交があり、日本の探偵小説界の草分けと言われています。39歳という若さで急逝しましたが、大正から昭和初期のわずか5年間に140作以上の作品を執筆、高い評価を得ていました。

その作品の多くは絶版となり、今は、その一分がパブリックドメインとしてインターネット上で読めるにすぎません。蟹江町では、時代の波に埋もれつつある不木の作品群にスポットを当てるべく、小酒井不木生誕130年を記念し、映画監督・堤幸彦氏の協力を得て、短編ミステリー「死体蝋燭」をショートムービーとして制作しました。

主演は、日本舞踊・五代流派の一つ「西川流」家元で、「名古屋をどり」でも有名な西川千雅氏。約13分のミステリアスな雰囲気に満ち溢れた作品に仕上がっています。

同作品は、蟹江町公式HPから見ることができます。

 

<蟹江町のショートムービー事業について>

多くの作品を残し、日本に探偵小説という分野を定着させるべくさまざまな活動を行った小酒井不木の作品を、映像という形で現代に蘇らせ、その魅力をPRしていこうという取り組み。「ミステリーの町・蟹江町」では、その第1弾である「死体蝋燭」を皮切りに、第2弾、第3弾の制作も計画している。

 

<ショートムービー「死体蝋燭」について>

◆制作:蟹江町
◆主演:西川千雅
◆協力:堤幸彦
    善敬寺、かにえフィルムコミッション、東海アクション

 

詳細は、蟹江町の公式HPをご覧ください。
https://www.town.kanie.aichi.jp/soshiki/3/short-movie.html

 

<写真提供>
愛知県蟹江町(共同通信PRワイヤーより)

 

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