• mixiチェック
HOME > アジアファッション連合会 > セミナー 第1回 繊維ファッション 土曜塾
アジアファッション連合会

セミナー 第1回 繊維ファッション 土曜塾

開催情報

終了しました
セミナー風景
日 時 2014/04/05(土) 15:00 ~ 18:00
会 場 日本ファッション協会 会議室
講 師
坂口 昌章 氏
講師
プロフィール
シナジープランニング 代表
定 員 30名
会 費 JFA賛助会員 :3,000 円

学生 :3,000 円

一般参加 :5,000円

内 容

[Theme]  シニア市場攻略 『高齢貴族マーケティング』 のすすめ

  団塊の世代がリタイアを迎え、シニア市場は巨大な市場として注目されています。流通業を始め、あらゆる分野の企業がシニア市場攻略を見据えています。しかし、各企業のシニア市場戦略が順調に進行しているようには見えません。
その理由の一つは、シニア市場戦略を担っている世代はシニアではないということです。シニア世代は戦後の貧しさも、パブルで狂乱した時代も知っています。実に幅広い経験を積んでおり、商品やサービスを見極める鑑識眼も鋭いものがあります。消費者としては上級クラスなのです。
 一方、供給側の企業はどうでしょう。90年代中頃から激安商法が主流となり、現在に至るまで、低価格戦略が継続されています。即ち、20年間も企業はいかに安く作り、安く売るかに熱中してきたということです。入社20年未満の人達は「どのように良い商品を作るか?」「商品を高く売るにはどうすればいいのか?」ということを考えたこともないし、経験したこともありません。
 30代、40代前半の社員にとって、ヤング向け商品は分かりやすいと思います。自分たちと同じ時代を生きてきたからです。しかし、50代以上の顧客については理解することが難しい。自分たちのイメージのシニア層と実態がかけ離れているからです。
 二つ目の理由は、会社で働いている人々が労働者であるのに対し、特にシルバー富裕層は貴族である、ということです。歴史上初めて、現代日本において、大量の貴族階級が突然誕生しました。労働者が貴族の気持ちを理解できるのか、という問題提起です。
 今回のセミナーでは、労働者の皆様に貴族について考えていただきます。また、ご自分が貴族であることに気がついていない方には、貴族としての自覚をお持ちいただきたいと思います。
かつて、ヨーロッパの貴族は革命によって姿を消しました。それが、公的年金制度によって、貴族は現代日本に復活したのです。若者たちが再び革命を起こさない限り、この社会体制は当分継続されるでしょう。
 企業、ビジネスマンは、この新しい時代に対応しなければなりません。その第一歩がこきセミナーになればいいな、と思っています。 (坂口講師より)

 

内 容

1. 武士と農民によって育まれた日本人の精神風土
● 土地に従属する農民と武士→一所懸命
● ムラ組織、幕藩組織、和の精神→企業組織
● 終身雇用→一生懸命
● 質素倹約、武士道、分相応、世間体、同調圧力
● 漂白の民、差別意識、白か黒か
● 江戸時代の町人にとって、公家は妖術使いか妖怪
 
2. 中世ヨーロッパと日本の貴族階級
● 絶対君主による領民支配
● 血縁重視、支配階級としての貴族
● 働かないで生活する貴族
● 市場主義、資本主義、民主主義によって滅んだ貴族
 
3. 現代日本の高齢貴族
● 平均寿命の伸長と定年制度
● 人生の四分の一が扶養家族、半分が労働者、四分の一が貴族
● 公務員、大企業正社員という選民、ブラック企業社員、非正規社員という貧民
● 実質的に役割を終えている退職金、年金の恩恵を受ける「高齢貴族」
● 封建時代に逆行を始めた日本
 
3. 貴族の精神、貴族のライフスタイル
● 貨幣経済からの脱出
● 資産を投資する、資産を取り崩す⇔毎月の給料の収支
● 限られた余生、あり余る時間⇔省時間のニーズは少ない
● 時間を消費するイベント、コミュニケーション、会話
● 精神的安らぎと宗教
● 肉体的健康と食への欲求
● 恋愛を軸にした生活→ファッション、パーティー、イベント
● 芸術を軸とした生活→創作と鑑賞、投資、パトロン
● 趣味を軸とした生活→精神的、肉体的
● スポーツを軸とした生活
 
4. 高齢貴族ビジネスのコンセプト
● オーダーメイド、個への対応
● 性能、品質より物語、ストーリー→象徴、シンボル、記号
● 地域密着の生活、地域性、地域アイデンティティ
● 企業の利益より、個人の幸せを追求
● 買う意義、使う意義、つくる意義
● 善悪より美醜
● プライスレス、脱貨幣経済
● 高齢者のニーズは高齢者に聞け、高齢者向きのもの作りは高齢者に作らせろ→外部の個人を巻き込む企業組織、企業システム
● 商品ではなく作品を売る
● 理性ではなく、感情に訴求する
● 商品の前に、場とコミュニティを提供する

 

5. 質疑応答

お問合せ先 日本ファッション協会 企画事業部

(TEL) 03-3295-1311

(FAX) 03-3295-3295

(Email) info@japanfashion.or.jp

アクセスマップ

  • mixiチェック