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2018.05.28
| 花自慢 山形県

可憐に咲く「大山自然公園ユリまつり」─終了しました

大江町のヒメサユリ/写真提供:写真素材フォトライブラリー

山形県のほぼ中央部、村山平野の西部に位置する大江町は、東に日本三大急流の一つ最上川を、西に磐梯朝日国立公園の中心をなす朝日連峰を有し、この二つを結ぶ清流・月布川(つきぬのがわ)によって形成される自然豊かな町です。

低料金で利用できるコテージやテントサイトがある大山自然公園には、自然の樹木や草花をそのまま残した約8kmの遊歩道があり、四季折々の花々が咲いて目を楽しませてくれます。

5月下旬から6月上旬にかけて、宮城・山形・福島の3県の東北南部と新潟県の一部にしか見られない貴重なヒメサユリを見ることができます。その可憐な姿から「オトメユリ」とも呼ばれているヒメサユリは、ユリの仲間では開花が最も早いと言われています。ほのかな香りがあって、花の色は淡い桃色から濃い桃色まであり、中には白い花も見られます。

朝日連峰を登山すれば今でもたくさん見ることができますが、昔ながらのヒメサユリが咲く大山を再現し、もっと身近なところで鑑賞してほしいと、町では新たに大山自然公園に約8千株を植栽し、今では約5万2千球が咲き誇ります。

開花に合わせて5月29日(火)から6月7日(木)まで「大山自然公園ユリまつり」が開催されます。6月1日(金)には、今年、初開催の「自然観察ガイドウォーク」も行われます。プロのガイドさんの案内でヒメサユリをはじめ、自然公園の植物を観察します。

 

<「第17回大山自然公園ユリまつり」の開催概要>

◆開催期間:2018年5月29日(火)~6月7日(木)

◆開催場所:大山自然公園(山形県西村山郡大江町大字小見大山820)

◆アクセス:JR左沢(あてらざわ)線の「左沢駅」から車で10分

 

<第17回大山自然公園ユリまつり「自然観察ガイドウォーク」>

 

山里交流館やまさぁーべの自然観察ガイドが案内してくれます。

◆開催日:6月1日(金)

◆時間:午前の部/10:00~  午後の部/13:00~

◆定員:各回20人

◆参加料:無料

◆受付:観光案内テント内

 

詳細は、大江町観光物産協会の公式サイトをご覧ください。

http://oekanko.jp/

 

<写真提供>

写真素材フォトライブラリー

 

 

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