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2018.11.08
| 文化・芸術活動自慢 大分県

国東半島に広がる六郷満山の寺々、開山1300年記念イベント開催中─終了しました

鬼にまつわる寺院めぐりのオリジナル御朱印帳/写真提供:大分県(共同通信PRワイヤー

大分県国東半島に点在する「六郷満山」と呼ばれる寺々は、718(養老2)年に仁聞(にんもん)菩薩によって開かれたと伝えられています。仁聞菩薩は、宇佐八幡宮の化身として神仏習合の原点となる山岳宗教「六郷満山」を開かれたとされています。

古来から神を信じてきた日本人ですが、6~7世紀の仏教伝来以降、仏教文化も取り入れてきました。神を仏とし、仏を神とする神仏習合文化は、その発祥の地とされる宇佐神宮および国東半島で、その華を咲かせました。

2018年、六郷満山では開山1300年の節目を迎え、主要寺院のライトアップや峯入行体験などさまざまなイベントが開催されています。秘仏の公開やオリジナルなご朱印巡りも。

秋が深まる国東半島で、全国八幡社総本宮である宇佐八幡大神と仁聞菩薩の足跡を辿り、神仏習合の文化に触れる旅に出かけてみませんか。

 

<「秋の紅葉ライトアップ」の概要>

※いずれの寺院も拝観料が必要です。

寺(場所)ライトアップ期間イベント実施日イベント内容

願成就寺(日出町) 11月9日(金)・10日(土) 11月10日(土) 大分チェロ軍団 公演
熊野摩崖仏(豊後高田市) 11月16日(金)・17日(土) 11月17日(土) 永野怜実・歌織フルート・シンセサイザー共演
両子寺(国東市) 11月16日(金)・17日(土) 11月17日(土) 神仏習合公演(巫女舞・雅楽・声明のコラボ)
八幡奈多宮(杵築市) 11月23日(金・祝)・24日(土) 11月23日(金・祝) 杵築城太鼓 公演
天念寺〔川中不動〕(豊後高田市) 11月23日(金・祝)・24日(土) 11月23日(金・祝) 院内童龍太鼓 公演
長安寺(豊後高田市) 11月23日(金・祝)・24日(土) 11月24日(土) 声明
富貴寺(豊後高田市) 11月26日(月)~12月2日(日) 12月1日(土) 蓬莱雅楽会

 

<六郷満山開山1300年限定朱印>

六郷満山の多くの寺院で崇められている不動明王。忿怒の形相で災いを追い払い、命あるすべてのものを救済するといわれています。六郷満山開山1300年を記念して、不動明王を祀る寺院で期間限定特別ご朱印をいただけます。

また、福をもたらすと伝えられる国東半島の鬼にまつわる寺院を巡る鬼朱印も。

◆授与期間:2018年9月15日(土)~12月15日(土)の土・日・祝日
◆料金:御朱印御志納金300円/通、不動めぐり専用朱印帳300円/冊、鬼めぐり専用朱印帳300円/冊

 

<「六郷満山峯入り―峯道編―」の概要>

江戸時代から10年に一度行われている峯入行を体験できる貴重な機会です。4泊5日(全周)コースと2泊3日の2コースから選択できます。

★4泊5日(全周)コース★

◆実施予定日:11月19日(月)~23日(金)、11月25日(日)~29日(木)

◆旅行代金:98,000円(大人子ども同額)

★2泊3日コース★

◆実施予定日:11月21日(水)~23日(金)、11月27日(火)~29日(木)

◆旅行代金:43,000円(大人子ども同額)

 

<「非公開文化財特別公開」の概要>

六郷満山には、数多くの歴史的建造物や仏像、絵画、書物などが生まれ、今日まで受け継がれています。これらの歴史的遺産の中から、普段は拝観できない文化財が特別に一般公開されています。興道寺の「秘秘本尊火燃地蔵は60年ぶりの公開となります。

◆実施日:12月15日(土)までの土・日・祝日

◆開催時間:9:00~16:00

詳細は、六郷満山開山1300年の公式サイトをご覧ください。
http://www.millennium-roman.jp/rokugou1300/

<写真提供>
大分県(共同通信PRワイヤーより)

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