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2016.11.15
| 文化・芸術活動自慢 大分県

世界農業遺産の郷「田染荘(たしぶのしょう)」あぜ道イルミネーション、富貴寺ライトアップも─終了しました

富貴寺の紅葉/写真提供:大分県

大分県豊後高田市の田染荘(たしぶのしょう)小崎地区は、かつての宇佐神宮の荘園で、平安時代から1200年変わらぬ水田の風景を残しています。2010(平成22)年に国の重要文化的景観に選定され、よく2011年12月に、ユネスコ未来遺産に登録されました。さらに2013(平成25)年5月、国東半島を含む一帯が世界農業遺産に認定されました。

田染荘では、今年初めて、稲刈り後の水田を舞台にした大規模なイルミネーションイベント「千年のきらめき」が11月19日(土)から12月3日(土)まで開催されます。水田のあぜ道10kmに設置される1万個のソーラーLEDライトがともり、幻想的な風景を浮かびあがらせます。

また、2018(平成30)年に、開山1300年を迎える六郷満山では、これを記念して国東半島の代表的な寺社仏閣で、ライトアップイベントが開催されています。六郷満山の「六郷」とは、古代国東半島の来縄、田染、安岐、武蔵、国東、伊美という六つの郷を指し、「満山」は山岳仏教寺院が使う言葉で「寺院の集合」を意味します。

奈良時代から平安時代にかけて成立したとされる六郷満山は、古来の山岳信仰に天台仏教や浄土思想が結びついて宇佐神宮の神仏習合がとけこみ、神と仏が一体となった霊地となり、僧たちの修行の場として次々に寺院が建立され、全盛期には、一大寺院群となって六郷満山文化が花開きました。国東半島には、六郷満山文化の名残が今も色濃く伝えられています。

11月18日(金)・19日(土)には両子寺と熊野磨崖仏で、25日(金)・26日(土)には文殊仙寺で、12月2日(金)・3日(土)には豊後高田市の富貴寺でライトアップイベントが行われます。

 

<「田染荘~千年のきらめき~」の開催概要>

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1200年前の風景が残る田染荘/写真提供:大分県

◆開催期間:2016年11月19日(土)~12月3日(土)

◆時間:日没~3時間

◆開催場所:田染荘小崎地区

 

 

 

 

 

<「六郷満山開山1300年ライトアップイベント2016~富貴寺~」の開催概要>

 

◆開催日と内容:12月2日(金) 鈴木利枝(津軽三味線)と深田宏一(ピアノ)の共演、18:30~

12月3日(土) 無楽常行三昧(迦陵頻・胡蝶・陵王・納曾利 大神流)17:00~

◆開催場所:富貴寺(大分県豊後高田市田染蕗2395)

◆拝観料:2日300円、3日椅子席(100席)1000円、立ち見300円

◆主催:国東半島宇佐地域・六郷満山開山1300年誘客キャンペーン実行委員会

 

詳細は、豊後高田市の公式観光サイトをご覧ください。

http://www.showanomachi.com/

 

<写真提供>

公益社団法人ツーリズムおおいた

大分県観光情報公式サイト「日本一のおんせんけんおおいた」

http://www.visit-oita.jp/

 

 

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