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日本一の野生のすずらん群生地で「すずらん観賞会」開催─終了しました

北海道日高地方の西端に位置する平取町（びらとりちょう）は、豊かな自然とアイヌ文化の拠点の一つとして知られています。その平取町幌尻岳（ぽろしりだけ）のふもとの芽生（めむ）に野生すずらんの群生地があり、約15haと日本一の広さを誇っています。

1975（昭和50）年ごろから多くの人々が足を踏み入れ、すずらんの乱獲が横行し、一時絶滅の危機に瀕したこともありましたが、一般公開を禁止し保護管理を徹底することによって、10年の歳月をかけて自然の状態にまで回復させました。同じ過ちを繰り返さないように、観賞用の通路を設置し、制限区域を設けるなど管理が徹底され、現在は、毎年5月下旬から6月中旬にかけて約1ヶ月のみ一般公開されています。見ごろの5月28日（土）から6月5日（日）に「すずらん観賞会」が開かれます。

白樺の木立に囲まれた観賞用道路から眺める白く可憐な花と当たり一面に広がる香りを存分に楽しむことができます。

 

＜「すずらん観賞会2016」の開催概要＞

 

5月28日（土）・29日（日）の2日間、先着100名に根付きすずらんがプレゼントされるほか、びらとり和牛バーベキューコーナーが設けられます。

◆開催期間：2016年5月28日（土）～6月5日（日）

◆開催場所：平取町芽生（めむ） すずらん群生地

◆営業時間：6：00～18：00

◆アクセス：日高自動車道日高富川ICより国道237号で平取町へ。平取町市街から車で、道道845号、または638号線で約40分。

◆入場料：無料

◆主催：平取町観光協会

 

詳細は、平取町の公式サイトの観光向けメニューをご覧ください。

http://www.town.biratori.hokkaido.jp/tourism/