• TOP
  • まち自慢.net
  • 大矢田神社もみじ谷では3000本のヤマモミジが見ごろ、「あかりの町並み」も─終了しました

まち自慢.net

2016.11.24
| 風景自慢 岐阜県

大矢田神社もみじ谷では3000本のヤマモミジが見ごろ、「あかりの町並み」も─終了しました

大矢田神社のもみじ/写真提供:(一社)岐阜県観光連盟

美濃市は、岐阜県の中心部に位置し、1300年の伝統を誇る「美濃和紙」の産地として、また「うだつのあがる町並み」が今なお残る伝統文化が息づくまちとして知られています。

「うだつ」とは、屋根の両端に作られた防火壁のことで、江戸時代、火事の際の類焼を防ぐためにつくられたものでしたが、当時の豪商たちがその富を競い合うように立派なうだつを設けました。裕福な家しか「うだつ」を作ることができなかったため、「うだつを上げる」「うだつが上がらない」という言葉が生まれました。江戸時代、商人の町だった美濃市には、うだつが上がる家が多く残り、中心市街地の町並み一帯が国重要伝統的建造物保存地区となっています。

また、国の天然記念物にも指定されている「大矢田神社もみじ谷」には、約3000本のヤマモミジがあり、一帯を真紅に染め上げています。12月4日(日)まで、名物の五平餅や屋台などが並び、紅葉狩りを楽しむ人々で賑わいます。

美濃市では毎年、美濃和紙を使った「あかりのアート作品」を募集する「美濃和紙あかりアート展」を開催しており、その優秀作品約80点がうだつの上がる町並みに常設展示されます。作品はアクリルケースに入れて展示されるので、雨の日でも見学できます。展示は11月30日(水)までなので、情緒あるたたずまいの中で、秋の夜長の散歩をお楽しみになるには、お早目にお出かけください。

12月1日(木)から25日(日)までは、美濃市観光協会前のポケットパークで、和紙でできたホワイトクリスマスツリーが点灯されます。

 

<「第13回あかりの町並み~美濃~」の開催概要>

akari_machi
「あかりの町並み」/写真提供:(一社)岐阜県観光連盟

◆開催期間:2016年11月30日(水)まで

◆点灯時間:17:00~21:00

◆料金:無料

◆開催場所:岐阜県美濃市うだつの上がる町並み一帯(美濃市加治屋町)

◆アクセス:長良川鉄道「美濃市」駅から徒歩20分、東海北陸自動車道「美濃」ICから車で約10分

 

 

<「大矢田神社もみじ谷」の紅葉>

◆開催期間:11月3日~12月4日(日)

◆開催時間:9:00~16:00

◆料金:無料

◆開催場所:大矢田神社もみじ谷(美濃市大矢田)

◆アクセス:岐阜バス高美線大矢田神社前下車、徒歩30分、東海北陸自動車道「美濃」ICから車で約15分

 

<和紙クリスマスツリー2016>

和紙の町ならでは、高さ4mの和紙でできたホワイトクリスマスツリーが登場します。特殊な繊維が入った和紙を使用しているので、雨の日でもご覧いただけます。

◆開催期間:12月1日(木)~25日(日)

◆点灯時間:17:00~21:00

◆開催場所:美濃市観光協会前のポケットパーク(美濃市加治屋町)

◆料金:無料

◆アクセス:長良川鉄道「美濃市」駅から徒歩約10分、東海北陸自動車道「美濃」ICから約3km

 

詳細は、美濃市観光協会の公式HPをご覧ください。

http://www.minokanko.com/

 

<写真提供>

一般社団法人岐阜県観光連盟

「ぎふの旅ガイド」

http://www.kankou-gifu.jp/

 

 

  • mixiチェック
↑