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日本クリエイション大賞

2012年 表彰式

日本クリエイション大賞/シネマ夢倶楽部 2012年度表彰式

集合写真

2012年度表彰式 記念撮影(写真提供:東京新聞)

 

主催者 挨拶
来賓 挨拶
選考過程について
馬場理事長 中村専務 岩田委員長代行
馬場彰 日本ファッション協会 理事長

日本・東京商工会議所 専務理事

中村 利雄様

岩田彰一郎 選考委員長代行  
(アスクル株式会社代表取締役社長兼CEO)

 

日本クリエイション大賞2012 大賞

 

「世界でもっとも美しい書店20」※のひとつとして日本で唯一選ばれた代官山 蔦屋書店
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
代表取締役社長兼CEO 増田宗昭 殿

※米ポップカルチャーサイト「Flavorwire」が選定
※プレゼンター:馬場彰 顕彰制度委員会選考委員長

 

  <受賞の言葉>ccc_01

 

今日はこのような賞をいただき、本当にありがとうございます。
 僕は1983年に蔦屋を始めたのですが、その前の10年間は鈴屋さんにお世話になっていました。昔いたファッションの業界から、このように認められたということは非常に光栄であります。
 蔦屋のコンセプトはライフスタイルを選ぶということです。当時僕は浜野安宏さんの『ファッション化社会』という本に憧れて鈴屋さんに入ったのですけれども、すべての産業がファッション化すると浜野さんはその本で書いておられました。そうなると、人がすべてのファッション化、あるいはデザイン化された物の中から何を軸にしてものを選ぶのかというと、自分の好み、すなわち、自分のライフスタイルを軸として選ぶのではないか、だとしたら、ファッションを選ぶ場としては鈴屋さんなどが既にあったので、僕はその元になる自分のライフスタイルを選ぶ場が必要ではないかと思ったのです。
ccc_02その選ぶべきライフスタイルというのは、映画の中や音楽の中にあると思いますし、同時に人は自分のライフスタイルを探す場を小説や歴史の中にも求めるとしたら、本屋が必要だと思いました。つまり僕は本屋をやりたかったわけではなく、ライフスタイルを選ぶ場としてそういうものが必要なのではないかと思って、大阪の枚方のビルの一角のたった32坪の店舗から始めました。
 お蔭様で、皆さんにご利用いただいて、今では、1400店を超える店舗数になりました。ちょうど今から30年前に、ライフスタイルを選ぶ場をつくろうと創業した夢が、ようやく代官山蔦屋書店として結実して、今、ここにいるということであります。皆さんのご期待に添えるように、この店をもっともっとプレミアエイジの方が自分のライフスタイルを模索する場としたいし、あるいはそういう中で、もっともっと日本が住みよい国になったらいいと本当に思います。
 この賞の受賞を機に、また一から精進し直したいと思います。今日は本当にありがとうございました。

 

 

 

日本クリエイション大賞2012 日本クリエイション賞

過去と未来をつなぐ、東京駅の復元
東京駅 殿

※プレゼンター:岩田彰一郎 顕彰制度委員会選考委員長代行

 

 

 tokyost_01 <受賞の言葉>東京駅長 梅原康義氏

 

今回は、このように栄えある賞を頂戴いたしまして、大変緊張もしておりますし、光栄に存じております。たまたま私は、今この仕事をやっておりますので、このような高いところに上がらせていただきましたが、100年前の辰野金吾先生を初め、いろいろな方々の苦労があって今日があるという重みを改めて感じました。
 今回の東京駅の復元工事は建設関係の技術者を初め、各方面の方々のお力がないと、とても成し得なかった大事業であると思っておりますし、日本の総合力を見せた成果物ではないかと思っております。よく私どもが言っているのは、ちょっと生意気な言い方にはなりますが、東京駅とは単に私どもの会社の駅ということではなくて、“日本の顔”であるということです。そういった意味では、日本を代表する建築物を預かる者として、これを次の日本の元気に役立てて参りたいと思っております。
 tokyost_02今日、東京駅からこちらに歩いてくる途中の街の情景が、先ほど来、話しが出ていますように大震災からちょうど2年目ということで、国旗は全て半旗になっていました。今日を一つの区切りとして、お亡くなりになった方々のお気持ちを一身に受けて、次の日本の元気を作るために、私ども、東京駅としても努力していきますし、日本の国民の皆様の全てのお力をいただきまして、仕事をして参りたいと思っております。
 改めてそのことをお誓い申し上げまして、本日の御礼の挨拶と代えさせていただきます。本日は、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

日本クリエイション賞

片足麻痺でもこげる“魔法の車いす”を製品化
株式会社TESS 殿

 

tess_01<受賞の言葉>株式会社TESS 代表取締役 鈴木堅之氏

 

私どもの会社は、東北大学の中にあります。2年前の今日、3月11日に大変な被害に遭いましたが、皆さんからたくさんのご支援をいただいて、今があることに御礼申し上げます。本当に多くのご支援ありがとうございます。
 足こぎ車いすは、まだまだ知られていない製品です。大賞の蔦屋さんは、私もTポイントカードの会員ですし、東京駅さんには毎日のようにお世話になっています。それに比べて、足こぎ車いすとは何だろうと思われる方がたくさんいらっしゃるかと思います。
 足こぎ車いすは、障がいを負った方が、諦めることなくもう一度世の中に出ていける、そういった製品です。被災地東北発信で、皆さんにご紹介できるのを本当に嬉しく思います。小さな会社の小さな取り組みをしっかりと見てくださっている方々がいて、こういった立派な賞をいただけるということを、足こぎ車いすに関わる者全員が光栄に思っております。
 tess_02障がいを負った方々は、一人になるのが寂しいのではないのです。自分の元から人が去っていく、そして、今まで関わっていた社会と関われなくなるということが、寂しさを感じる原因だと思います。私たちも被災地に暮らしていて、リハビリに励む皆様と、被災地で生活する私たちは似ているなと最近よく思います。震災直後、たくさんの方に被災地に来ていただきました。そして二年経った今、皆さんがだんだん去っていくことに寂しさを感じているのだと思います。
 しかし、こうやって3月11日に黙祷もしていただき、皆さんが被災地のことを思ってくださるとわかって、今日は各地で被災者の方も一人じゃないのだという勇気を得られたと思います。
 私達は、この賞で本当に勇気をいただきました。このいただいた勇気を世界中の高齢の方、障がいのある方の希望に変えていきたいと思っております。いただいた勇気は、必ず希望として困っている方々の元に届けていきたいと思っております。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

日本クリエイション賞

次代を拓く建築文化を世界に発信し続ける
くまもとアートポリス 殿

kumamoto_01

 

<受賞の言葉> くまもとアートポリス コミッショナー 伊東 豊雄氏

 

このようなすばらしい賞をいただきまして、本当にありがとうございます。
 くまもとアートポリスは25年前に始まりました。まだバブルの最中でしたから、当時の細川知事が、世界の最先端の建築家を呼んできて、熊本に一番新しい建築を造るのだということで始めたのですが、そういう試みが必ずしも地元の方に快く受け入れられたわけではございません。
 バブルも弾けて、県内での公共の建築物の数も90年代後半にはかなり減少して、これでアートポリスも終わりかという存亡の危機にさらされた時期もございました。そのころから私はバイスコミッショナーそしてコミッショナーとして、お手伝いをさせていただき、少しずつ地域の人と一緒に考えよう、小さなプロジェクトであればあるほど、逆に地域にとって最も重要なことは何なのか、地域の人が一番喜んでくださる建築というのはどういうものなのかということを、ワークショップあるいは一般の人たちにも公開されたプロポーザルを通じて、プロジェクトを少しずつ地に足が着いたものとして考え直してまいりました。
 kumamoto_02その中には、熊本駅前の交番もあって、先ほど大賞を受賞された代官山蔦屋書店を設計されたアストリッド・クラインさんとマーク・ダイサムさんという建築家がつくられたものです。
 震災後、非常に小さなプロジェクトですけれども、アートポリスとしても初めて「みんなの家」という被災地支援のプロジェクトを実施しました。熊本は県産材、木材が大変豊かな国ですので、熊本の木材を使って、それを被災地に贈るというようなささやかなプロジェクトですが、こういうことを実施することによって、一番のどん底を過ぎ、今、また、次第に地元の方々からも信頼を得られるようないい時期を迎えようとしているところです。こういう時期にこの賞をいただけたということは、我々としても大変大きな励みになると思います。どうもありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

日本クリエイション賞

桜並木で津波の到達ラインを後世に伝える
特定非営利活動法人 桜ライン311 殿 
代表 橋詰 琢見 氏

 

311_01 <受賞の言葉> 特定非営利活動法人 桜ライン311 代表 橋詰 琢見氏

 

今日このような栄えある賞をいただきましたことを本当に嬉しく、皆様に感謝申し上げたいと思います。ありがとうございます。
 今日、3月11日、ちょうど2年前のあの日、東日本大震災の大津波の影響で、私が住んでいる陸前高田市を初め、東日本太平洋地域において、尊い生命、貴重な財産を多く失いました。私自身、友人知人約50名以上の大事な仲間を失ってしまいました。今日で2年、正直なところを申し上げますと、本当にこの2年間が速かったのか、遅かったのか、時間の感覚が麻痺しております。
 しかしながら、変わらないのは、あの時、抱いた感情です。それは、悔しさであったり、怒りであったり、悲しさであったり、この先が見えない絶望感であったりしますが、本当に何一つあのときの感情は変わっておりません。このような感情、このような思いを本当に繰り返したくない。自分自身も繰り返したくはないのですが、次の世代、後世の人たちが本当にこのような思いになってほしくないということで、震災があったあの年、陸前高田市の若い人たちを中心に団体を立ち上げてここまで参りました。
 311_02正直なところ、本当に長く長く続くプロジェクトでございます。でも私達は、この思いを忘れず、今後も一本一本桜を植えていき、今は点でしかありませんが、この点が増えていくことで、線、ラインに変わっていきます。今後も大津波は、やってくるのです。過去にも大津波がたくさん襲ってきました。この次にまた大津波がやってきたときに、人的被害だけはゼロにしたい。これは、被災者皆が思っている願いであります。
 桜をこの津波の到達点に植えて、後世に伝えていきたいという思いでやっておりますけれども、桜に対しては、もう一つの思いを込めております。今、被災地では、なかなか笑顔を見せられない方が多くいらっしゃいます。その方たちが、いつか私たちが植えた桜を見て、本当に勇気を得て、そして元気になってくれればという願いを込めております。夢と希望を込めております。
 今日、この賞をいただくことを機に、改めてこの自分の思いを後世に伝えていき、そして、未来に伝えていきたいと思います。今日は、ありがとうございました。

 

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