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推薦映画の紹介

8年越しの花嫁 奇跡の実話

『8年越しの花嫁 奇跡の実話』12/16(土)より全国公開

ⓒ2017映画「8年越しの花嫁」製作委員会

2017年/日本/119分 配給:松竹
12月16日(土)より、全国にてロードショー
 結婚を約束したカップル、尚志(佐藤健)と麻衣(土屋太鳳)。結婚式を間近に控え幸せ絶頂だったある日、原因不明の病が突然麻衣を襲い、意識不明となってしまう。いつ目が覚めるかわからない状態に、麻衣の両親(薬師丸ひろ子、杉本哲太)からは「もう麻衣のことは忘れてほしい」と言われるが、尚志は諦めず麻衣の側で回復を祈り続ける。長い年月の末、ようやく麻衣は目を覚ますが、さらなる試練が二人を待ち受けていた。そして二人が結婚を約束してから8年、ついに最高の奇跡が訪れる—。
 「YouTube」に投稿された動画をきっかけに、「奇跡の結婚式」「号泣する 実話」として一気に話題が広がり、TVや新聞、ネットなど数々のメディアで取り上げられ、海外にも拡散、2015年7月には「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」として書籍化もされた、あるカップルに起きた奇跡の実話を映画化。

推薦コメント

渡辺俊雄(NHK衛星映画劇場 支配人)

 昨今、不倫に溺れる大人たちの呆れた姿にうんざりしているところに登場した、とびきりの純愛物語。しかも、奇跡の実話なのだ。
 結婚式の直前に、300万人に一人という奇病で意識不明になった花嫁が回復するまで、8年間も待ち続けたのは「ものを直すことが得意な男」。佐藤健がさわやかに演じる。あの『エクソシスト』の少女も同じ病気だったのではとされる奇病に侵され、体の自由と共に大切な記憶をも失ったヒロインを熱演するのは土屋太鳳。健康そのものの土屋が、病におかされた若い女性の苦しみ悲しみを全力で演じきった。二人をあたたかく見守る両親や周囲の人々の姿も心を打つ。何より、これが実話だという重みが感動を増幅させる。瀬々敬久監督の丁寧な演出も光る。色ボケしている諸君!たまには、こんな純愛映画を見て心を洗いましょうね。

 

はじまりの街

『はじまりの街』10/28(土)より岩波ホールにて公開

2016年/イタリア、フランス/107分 配給:クレストインターナショナル
10月28日(土)より、岩波ホールほか全国順次ロードショー
 夫から逃れ、親友カルラを頼ってローマからトリノへ移り住むアンナと13歳の息子ヴァレリオ。新しい街、新しい生活。自身とヴァレリオのために今までの人生をリセットし、ゼロから必死に基盤を築こうと焦るアンナ。一方、突然無邪気な子供時代に終止符が打たれてしまったヴァレリオは、苛立ちと孤独を抱えて居場所を探す。そして、人生の不完全さを意識していたカルラ自身も二人と一緒に暮らすことでかけがえのない人生に思えるようになっていた−。
 人生の新たなスタートに向けて歩もうとする母と子、そしてその二人をさりげなく見守る心優しき人たち。本作は、住み慣れた世界を捨て、見知らぬ土地で生きていく親子が、嵐を乗り越え、確実に未来へと進み始めていくまでを描いた珠玉の人間ドラマ。

推薦コメント

大黒 昭(株式会社アスピカ 会長)

 人はみな、多かれ少なかれ悲しみや悩みを抱えているが、それは周囲との絆によって克服できるものも少なくない。この映画はそうした人生の可能性を謳い上げた作品だ。アンナは夫のDVに耐えかね、一人息子ヴァレリオを連れてトリノに向かう。そこで心優しく陽気な親友カルラの庇護で生活を始める。しかし思春期のヴァレリオは大好きなサッカー仲間も見つからず孤独感を深める。挙げ句の果て、ストリートガールに好意を寄せるが思わざるしっぺ返しを受ける。ヴァレリオは自暴自棄となりアンナとの溝も深まるがそれを救ったのは、カルラの機転であり近くのレストランのオーナー、マチューの包容力であった。かくてトリノは二人にとって人生再出発の「はじまりの街」となる。地元の人の絆がとりわけ強いイタリアらしい映画だがトリノの街の自然の移り変わりも美しい。

 

藤原作弥(元日本銀行 副総裁)

 DVの夫の許から息子とイタリアのトリノに逃れて新生活を始めたアンナ。不安ながらも見ず知らずの街の美しさと人間の優しさを見い出し、自立の道に到達するまでの物語。思春期前の傷つきやすいナイーブな少年の心理と行動を演じきったアンドレア・ピットリーノが好演。
 人間は孤独で苦難な道を辿っても希望(原題の「人生の可能性」)があると謳い上げた人間賛歌。

 

幼な子われらに生まれ

『幼な子われらに生まれ』08/26(土)より全国公開

ⓒ2016「幼な子われらに生まれ」製作委員会

2016年/日本/127分 配給:ファントム・フィルム
08月26日(土)より、テアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか全国にてロードショー
 バツイチ、再婚。一見良きパパを装いながらも、実際は妻の連れ子とうまくいかず、悶々とした日々を過ごすサラリーマンの田中信(浅野忠信)。妻・奈苗(田中麗奈)は、男性に寄り添いながら生きる専業主婦。田中はキャリアウーマンの元妻・友佳(寺島しのぶ)との間にもうけた実の娘と3カ月に1度会うことを楽しみにしているとは言えない。実は、信と奈苗の間には、新しい生命が生まれようとしていた。血のつながらない長女はそのことでより辛辣になり、放った一言、「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」。今の家族に息苦しさを覚え始める信は、怒りと哀しみを抱えたまま半ば自暴自棄で長女を奈苗の元夫・沢田(宮藤官九郎)と会う決心をするが…。
 重松清の傑作小説を豪華アンサンブルキャスト、『しあわせのパン』『繕い裁つ人』などで幸せの瞬間を繊細に、丁寧に紡ぎ感動を届けた三島有紀子監督による映画化。

推薦コメント

安藤紘平(映画監督)

 同居している妻の連れ子、別れた妻のもとにいる本当の子供、そして生まれ出ようとする新しい命、血のつながらない家族と血のつながった他人の間を彷徨いながらそれでも幸せを模索する不器用な大人たち。演ずる浅野忠信、田中麗奈、寺島しのぶ、宮藤官九郎が見事。そして、三人の子供たちがまた素晴らしい。
 監督をした三島有紀子は“家族とはなにか?”という普遍的なテーマを新しい感覚で“今”の映画として、珠玉の名作に織り上げた。

 

高見恭子(タレント/文筆家)

 生まれ来る命は、手で包めるほどに小さいのに、その意味、存在は計り知れないほど大きく重い。そうして私たちも生まれここにいる事を知ろう。浅野忠信氏演じる、普通のどこにでもいる男性の内に秘めた狂気が怖い。

 

藤原作弥(元日本銀行 副総裁)

 離婚、再婚、結婚…、さまざまな男女の結びつきの過程で親子、夫婦の形態もさまざまに変わり、さまざまな悲劇も。そうした家族の人間関係の負の部分を描いたストーリー。深刻に言えば、テーマは「血のつながりとは何か」だが、家族の原点が「出産」という大いなる喜びにあることを三島有紀子監督(荒井晴彦脚本)は高らかに謳い上げた。

 

ハクソー・リッジ

『ハクソー・リッジ』06/24(土)より全国公開

©Cosmos Filmed Entertainment pty Ltd 2016

2016年/アメリカ、オーストラリア/139分 配給:キノフィルムズ
06月24日(土)より、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国にてロードショー
 銃も手榴弾もナイフさえも、何ひとつ武器を持たずに第二次世界大戦の激戦地〈ハクソー・リッジ(のこぎりの崖)〉を駆けまわり、たった1人で75人もの命を救った男がいた。彼の名は、デズモンド・ドス。重傷を負い倒れている敵の兵士にさえ手当てを施す彼は、終戦後、良心的兵役拒否者としては、アメリカ史上初めての名誉勲章が授与される。いったい、彼はなぜ武器を持つことを拒んだのか?そして、なんのために命を救い続けたのか?歴戦の兵士さえひと目見て言葉を失ったという〈ハクソー・リッジ〉の真に迫る戦闘シーンが、“命を奪う戦場で、命を救おうとした”、一人の男の葛藤と強い信念を浮き彫りにしていく—、実話から生まれた衝撃の物語。
 本年度アカデミー賞®2部門受賞を始め34部門受賞、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞含む102部門ノミネート作品。

推薦コメント

西山昭彦(一橋大学 特任教授、博士(経営学))

 感動の実話である。戦場で武器を持たない衛生兵が自らの命を顧みず兵士を救った。武器訓練を忌避したことと、決死の行動とは矛盾しないことを証明した。1945年、沖縄戦での150メートルの絶壁での戦闘がその場である。「あと一人、あと一人」単独での救出を続ける…、その数75人。他方、対戦相手が日本軍であり、そちらは顔が見えない。アフガンなどの米国映画でも同じ描き方がされている。戦場の反対側から見るとシーンは違ってくることが痛感される。

 

渡辺俊雄(NHK衛星映画劇場 支配人)

 太平洋戦争終戦間際の凄絶な沖縄戦については、特集番組などで何度か目にしてはきたが、メル・ギブソン監督は容赦なく、観客を地獄の戦場「ハクソー・リッジ」(沖縄の前田高地)へ道連れにする。監督が監督だけに戦闘シーンの残酷さは覚悟していたものの、何度か目をそむけそうになった。しかし、銃弾が飛び交い、肉片が飛び散る戦場で、人を殺すのではなく救い出す、神のような衛生兵の獅子奮迅の働きに釘付けになる。神の教えを守り、上司や同僚からのイジメや恫喝にも屈せず、頑なに武器を持つことを拒否しながら志願兵として戦争に参加した男の実話に感動する一方で、こんな地獄絵図が展開する前に戦争を終結させることができなかったのか、と思わざるを得ない。第一次大戦に参戦し、心に傷を負った父親の存在も作品に深みを与えている。久しぶりに真の英雄の姿を見た気がする。

 

パトリオット・デイ

『パトリオット・デイ』06/09(金)より全国公開

©2016 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.

2016年/アメリカ/133分 配給:キノフィルムズ
06月09日(金)より、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国にてロードショー
 約3万人のランナーと50万人の観衆が集うビッグイベント、“愛国者の日”に開催される全米最古のマラソン大会「ボストンマラソン」を標的にした卑劣な無差別爆弾テロの犯人は、4日後に死亡、逮捕という形で事件は解決したが、その裏にはメディアが伝えていないいくつもの知られざる事実があった。捜査陣は無数の観衆にまぎれ込んだ容疑者たちをいかに特定して追跡し、事件から102時間という驚異的なスピードで解決を成し遂げたのか。図らずも事件に巻き込まれるはめになった多くの市民は、そのときどのように行動したのか。ハリウッドきっての俳優たちが実在する人物を実名で演じ、驚くべき事件の裏側を余すところなく描ききった第一級の実録サスペンス・ドラマ。

推薦コメント

三遊亭小円楽(落語家)

 2013年4月15日ボストンマラソンで起きた爆弾テロを、事実に基づいて作られたこの作品は、主人公以外はすべて実名実在の人々で構成されていて、その傷跡を生々しく映し出していく。要所に実写映像を使うなどリアリティがあり、見ていてグイグイと引き込まれていく。ラストに登場する傷ついた人たちの新たなる決意に思わず胸が熱くなる一作。

 

藤原作弥(元日本銀行 副総裁)

 典型的なアメリカの国威発揚映画。だが、ボストンマラソンという世界的なイベント中に発生したテロ事件をドキュメンタリー・ドラマの手法で映像化し、アメリカの良さを浮き彫りにしてみせた。つまり、自由、民主、人権、平等…などの“建前”の墨守である。トランプ政権発足後にこの映画を観ることは、アメリカの多様性を暗示し、興味深い。

 

家族はつらいよ2

『家族はつらいよ2』05/27(土)より全国公開

©2017「 家族はつらいよ2」製作委員会

2017年/日本/113分  配給:松竹
05月27日(土)より、全国にてロードショー
 周造(橋爪功)と富子(吉行和子)との離婚騒動から数年―。周造はマイカーでの気ままな外出をささやかな楽しみにしていたが、車に凹み傷が目立ち始めたことから、高齢者の危険運転を心配した家族は、運転免許を返上させることを画策する。頑固オヤジを説得する嫌な役回りを兄妹夫婦でなすりつけ合ううちに、平田家はまたもや不穏な空気に包まれていく―。そんな中、周造の免許返上問題を話し合う家族会議が開かれることに。だが、家族会議は一転し、事態は思わぬ方向に!?
 昨年公開され、“熟年離婚”をめぐり大騒動を繰り広げる家族の姿を滑稽に、かつ温かく描いたストーリーで日本全国の劇場を大きな笑顔で包んだ映画『家族はつらいよ』が、さらにパワーアップしてこの春スクリーンに帰ってきます!おなじみとなった平田家のメンバーももちろん再集結!熟年離婚の危機を乗り越えた両親夫婦には橋爪功×吉行和子。長男夫婦を西村雅彦×夏川結衣、長女夫婦を中嶋朋子×林家正蔵、次男夫婦を妻夫木聡×蒼井優が最高のアンサンブルで演じます。

推薦コメント

藤原作弥(元日本銀行 副総裁)

 『東京家族』と『男はつらいよ』をドッキングさせた山田洋次監督の秀逸な作品シリーズ。家族バラバラの現在的状況と、古き良き本来的な人間関係の接点を求めた異色パロディー。「家族には問題山積みながら、救いもある」―という松竹的な人間模様を楽しませてくれた山田監督ありがとう。無縁社会の孤独死など現代社会の問題提起は忘れていない。

 

渡辺俊雄(NHK衛星映画劇場 支配人)

 85歳の山田洋次監督は、今、日本の家族を取り巻く様々な現実を取り上げ、喜劇という形で観客を笑わせながら、そこにひそむ深刻な問題を明らかにしていく。前半は、交通事故が多発し問題になっている高齢者の運転免許の返還をめぐって巻き起こる騒動、そして後半は独居老人の死をめぐる「無縁社会」の物語である。「熟年離婚」を取り上げ爆笑した前回と比べると、今回は笑ってばかりではいられない。何より、アメリカで奮闘する86歳のクリント・イーストウッドに負けじと、日本で独自の作品を作り続ける山田洋次監督に熱いエールを送りたい。

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