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アジアファッション連合会

2011 韓国-テグ大会

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期   間 : 2011年 10月 11日(火) ~ 15日(土)

 

場   所 : 韓国   テグ ・ 釜山

 

参加人数 : 約200名

 

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概要

1.  アジアファッション連合会(AFF)参加国

AFF Japan 財団法人日本ファッション協会(JFA)

AFF China China Fashion Association (CFA)

AFF Korea Korea Fashion Association (KFA)

AFF Singapore Textile Fashion Federation Singapore(TAFF)

AFF Thailand Thai Garment Manufacturers Association(TGMA)

AFF Vietnam Vietnam Textile & Apparel Association (VITAS)

2.  AFFについて

ファッションを生活文化全般と広く捉え、加盟国の相互理解の下、各国の生活文化の向上を図ると共に、相互ファッションビジネスを活性化させ、アジアのファッションを世界に発信することを目的に2003年12月に日中韓の連合会として発足。その後、2007年にシンガポール、2008年にタイ、2009年にベトナムが加盟し、今年で9年目を迎える。

3.  大会概要

AFF大会は、生活文化向上の啓発、および、参加国の相互理解・交流をベースにファッションビジネスの活性化を目的とし、年に一度、加盟国持ち回りで開催している。

第8回大会は、韓国・テグにて開催されるテグ・ファッション・フェアー2011の会期中に合わせ開催した。AFF大会のプログラムとしては、テグにて開会式、ファッションショー、セミナー、商談会を、釜山にて釜山・国際繊維ファッション・フェアー視察を実施。更に、生活文化視察としてテグ市内の薬令市場を訪れ、韓国350年の歴史を誇る漢方文化に触れた。併せて、慶州に残る伝統的住居集落「良洞村」を訪ね、朝鮮時代の両班(ヤンバン)文化を見学した。 (AFFベトナムは都合により欠席)

4.  トップ会談

10月12日(水)  14:00~16:00

テグ・ファッション・センター3階 Grand Conference Hall

 

相互交流・理解の段階を経て、ビジネス振興へと活動を発展させる具体策について昨年に引き続き検討された。初段階として取り組むことが決定していた「オフィシャルウェブサイトの開設」は、タイよりサイト構成の提案があり、各国とも概ね提案通りで了承。直ちに、サイトを暫定立ち上げすることとなった。開設後は、相互のビジネス進出のツールとして活用する。維持・運営は、暫定期間中はタイが担う。また、ビジネス交流の具体策については、当面、既に各国で行われている展示会やファッション関連イベントの場を積極的に活用し推進することとした。

 

次回の大会は、日本が主催国となり2012年7月中旬、東京にて開催することが決定。

 

5.  プログラム

テグ生活文化視察

10月12日(水)  9:00~12:00  大邱薬令市場見学 (テグ市内)

朝鮮王朝孝宗9年(1658年)に開かれ、韓国漢方の国際的な流通拠点となった大邱薬令市場を見学し、350年の歴史を誇る漢方文化に触れた。

 関連イベント「テグ・ファッション・フェアー」見学

10月12日(水)  15:30~16:30  EXCO

テグ市、および、知識経済省が主催し、春・秋の年2回開催されるファッション展示商談会。今年は、韓国企業100社、200ブースが出展し、AFF韓国・テグ大会と同会期・同会場にて開催された。AFFは、フェアー会場内にAFFパビリオンを設置し、活動をPRした。 

 

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オープニングセレモニー

7月3日(日)  16:00~18:00  Hempel Headquarters Central Hall

 

来賓挨拶

各国代表挨拶

テグ市副市長

Korea

Japan

China

Singapore

Thailand

Mr. Yeon-Su KIM

Mr. Dae Yun WON

平井 克彦 氏

Ms. Pauline SU

Mr. David WANG

Mr. Sukij KONGPIYACHARN

 

韓国 Won委員長より

■ 我々は、アジアにおけるファッション産業において、ビジネス・ネットワークを促進できる場となる第8回AFF大会に皆さまの参加をお迎えできたことを大変嬉しく思う。また、AFF加盟各国の皆さまより多大な支援をいただいたことに感謝する。

■ AFFは、アジアのファッションをグローバル化するという目的のもと、2003年に設立した。韓国で開催する大会は、2004年のソウル大会以降、2回目となり、今年のテーマは、「流(wave)・アジア」とした。このテーマには、アジアンファッションが世界のファッション産業の中心となるよう、また、アジアの文化を世界に発信する流れを作るという意味を含む。

■ 第8回AFF韓国・テグ大会が、ビジネス促進を図り、海外市場へと拡大する基礎となることを望む。

日本 平井委員長より

■ AFFの第8回韓国・テグ大会が盛大に開催された事を心からお慶び申し上げる。本大会の開催に大変なご尽力をいただいたAFF韓国委員会 WON委員長はじめ、関係者の皆様に心から感謝を申し上げ、深く敬意を表する。

■ AFFは、東アジア各国の相互交流・相互理解をベースに、各国の生活文化向上とファッションビジネスの振興を図り、更にアジアのファッションを広く世界に発信していこうという思いを込めて発足し、順調に発展してきた。

■ 年次行事のAFF大会は、2003年の東京での発足会以来、韓国、日本、中国、シンガポール、タイ、ベトナム、中国にて開催し回を重ね、今回で第8回目を迎える。各大会は、加盟国間の交流や理解を深める場として、また、次代のファッション産業を担う人材の発掘や支援を推進する場として、重要な役割を果たし、いずれも大きな成功を収めた。

■ 今回の韓国・テグ大会におけるファッションショーでは、AFF日本が推薦し、その将来が嘱望される若手デザイナー、天津憂さんの最新コレクションをご覧いただく。日本古来の美意識や文化を背景としながらも、その特徴を現在のスタイルに調和させた斬新な作品が登場する。

■ 現在アジアでは、完成度が高く、オリジナリティー溢れるファッションを自ら創造する段階に至りつつある。欧米に比し、多様かつ豊かな生活文化を基盤とし生み出されるアジアンファッションが、世界のファッション界に更なる彩りを加える重要な存在となるよう、私達は、今こそ世界に向けた発信力を強化していく。AFFは、加盟国間のネットワーク体制を整え、アジアンファッションの魅力を発信する母体となると共に、協調した取り組みを通して、アジアにおける生活・文化・ファッション産業の更なる充実が図れるよう、努力する。

■ 加えて、今年の3月に発生した東日本大震災後、AFF加盟国の皆さまには、多くの励ましのお便りや、温かいご支援を賜り、心から感謝の気持ちを込めてお礼を申し上げる。

中国 SU委員長代理より

■ AFF中国委員会委員長Wang Qing、および、中国メンバーに代わり、テグ大会の開催に尽力をいただいたAFF韓国WON委員長や関係者の皆さまに感謝する。

■ テグは、韓国における織物やファッション産業で有名な地であり、アジアにおいてファッション産業に重要な役割を果たしている。今大会が、テグ・ファッション・フェアーとの同時開催であるということで、併せて、ファッション・フェアーも楽しみたい。

■ 今年もAFF加盟各国を代表した6名の若手デザイナーによるファッションショーが行われ、クリエイティブな作品が見られることだろう。AFF中国からは、Wang Yutaoさんが参加。古代中国の伝統文化を取り入れ、上品で優れた縫製によるメンズ・コレクションをご覧いただく。

■ AFFは、2003年の発足以降、各国で大会を開催し、ファッション産業の促進や、ライフスタイルへの相互理解を促進してきた。現在は、6カ国での活動を展開しており、開催する大会は、より魅力的で、より壮麗で、よりパワフルなものとなっている。

■ 私たちが、再び集まれたことを嬉しく思う。AFF韓国・テグ大会の成功を信じ、皆さまのテグ滞在が素晴らしいものとなることを望む。

シンガポール WANG委員長より

■ AFF加盟各国は、それぞれ固有の強みや、デザインコンセプトを持っている。AFFがファッション産業に対し強みを持つためには、相互協力が不可欠である。そのためには、AFFがファッション産業を展開する、更に、テクノロジーやクリエイティブの面でもネットワークのあるプラットホームとなるよう、大きなステップを踏み出したい。それぞれの強みを活用し、挑戦することで才能を発揮し、どうやって相互協力を実施するのかを見直し、アジアの戦力となり、最終的には、ロンドン、パリ、ミラノ、ニューヨークといったファッションの中心地と並ぶところまで到達したい。

■ 東アジア経済の向上と共に、我々は、究極の目的を目指し前進できるだろう。

タイ KONGPIYACHARN委員長より

■ AFF韓国・テグ大会が行われることを嬉しく思い、主催国となったAFF韓国に大変感謝する。

■ 2003年発足当時は、3カ国でのスタートであったが、現在は、世界経済に大きな役割を果たす6カ国が加盟する連合会となった。

■ 2009年には、我々6か国の織物・衣服における輸出入合計額が、2,000億ドルに及び、世界の38.5%を占める。これは、アジアのファッション産業が世界経済に著しく貢献していることを意味する。

■ 我々が、ファッションデザインにおいて世界のファッション産業をリードするまでになるようAFF加盟国とともに努力していく。相互協力は、実り多くアジアに大きな衝撃を与えることだろう。更に、世界市場での我々の可能性を高めるために、AFF加盟国は、それぞれの経験や、アジアファッショントレンド、製品開発、素材調達、供給プロセスなどを共有していきたい。

■ 今後、諸外国は、AFFを次世代のファッション産業として認識していくだろう。

■ AFFタイは、AFFの将来のために最善を尽くす。

  

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(AFF 大会 セレモニー オープニング風景)

 

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右から ○シンガポール委員長 ○日本・平井委員長 ○韓国委員長 ○テグ市副市長 ○中国委員長代理 ○タイ委員長

 

ファションショー

加盟各国にて将来を嘱望される若手デザイナーによるファッションショー。各国の選抜デザイナーが自身の作品約10点を披露する。今回は、「各国の伝統を今のセンスに活かしたクリエイション」というテーマのもと、伝統やアイデンティティといった各国のルーツを重んじ、そのエッセンスを取り入れつつも、新しい魅力に溢れ世界に発信できるコレクションが発表された。日本からは、ブランド“A DEGREE FAHRENHEIT”のデザイナー天津憂氏が参加。素材の繊細さを活かし、ディテールやパターンにこだわったという作品は、各国の参加者を魅了し高い評価を得た。

参加デザイナー

AFFJapan

 

天津 憂  “A DEGREE FAHRENHEIT” デザイナー

【プロフィール】

東京モード学園デザイン科卒業後、フリーの衣裳デザイナーを経て、2004年、単身NewYorkへ。全米最大のファッションコンテスト「GEN ART International DesignCompetition」にて2年連続グランプリを受賞。各国のバイヤーや有名デザイナーから斬新なデザインによるクリエイション力が高く評価されている。米国では、New York コレクションブランドJen Kaoにてメインパタンナーを務めると共に、自身のブランド A DEGREE FAHRENHEIT をスタート。その後、JFWのShinmai Creater’s Projectへの参加を機に2009年に帰国し、東京コレクションデビューを果たした。 現在は、株式会社212を設立し、メンズ、レディースともに手掛け、その作品は、伊勢丹新宿店やアデライデ、海外では、BLUSH、 BAUHOUSなどといった大手セレクトショップ等で取り扱われる。また、ブランド展開の他に女優やタレントの衣裳も手がけ幅広い活動をしている。

AFFChina

 

AFFKorea

 

AFFSingapore

 

AFFThailand

Yutao WANG 中国の「ベスト・メンズ・デザイナー賞2010」を獲得し注目を集めている。

 

Mag & Logan 伝統と現在の感性を調和したデザインで注目を集める二人組

 

Frederick LEE 国内で実施されるファッション・アワードを多数獲得

 

Nunchumart NUMBENJAPOL モダン・ロマンティックを得意とする新進デザイナー 

 

JAPAN

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デザイナー 天津 憂 (中央左)

 

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CHINA

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デザイナーYutao WANG (中央右)

 

KOREA

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デザイナー Mag & Logan (中央)

 

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SINGAPORE

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THAILAND

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デザイナー Munchumart NUMBENJAPOL (中央左)

 

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 レセプションディナー

10月12日(水)  19:00~21:00  Hotel Inter-Burgo EXCOボールルーム

 

着席スタイルにてレセプションディナーを実施。今回は、業種別に席が設けられ、国際交流がスムーズに進む工夫が施された。活気あふれる雰囲気の中、意見や情報交換等により参加者間の交流が行われた。

 ファッション・フォーラム

10月13日(木)  09:30~12:30  ファッションセンター 2階 イベントホール

講演Part-1

テーマ : 韓国ファッションにおけるチェンジとチャレンジ

 

講師 : ケイミョン大学 教授 Eun Ah Yuh氏

 

要約  : 2010年、韓国のファッション産業は、30兆ウォン市場で8%の伸び率をみせた。

 

「小売」については、“百貨店”が12.6%売り上げを伸ばしており、スポーツウェアとアウトドアウェアが好調。因みに、百貨店のセールスコミッションは、国内ブランドに対して35~40%、一方、海外のセカンドラインへは20~30%、海外のSPA(製造小売)ブランドへは10~20%、海外のハイエンドブランドには13%。“ショッピングモール”は、将来性が期待されているため、巨大モールからアウトレットまで小売業者が出店を進めている。ショッピングモールのデベロッパーは、ランドマークとして確立するために、鉄道や地下鉄の駅周辺での開発、広大な敷地を有する屋外モールの建設を進めている。“ディスカウントストア”は、世界市場へと広がり、チェーン展開やカテゴリー別の店舗作りを行っている。“オンラインショッピング”は、2010年に22.4%の売上増を達成。カテゴリー別では、アパレル製品の売り上げが全体の17%を占めトップ。“セレクトショップ”は、急成長を遂げており、約4500億ウォンを売り上げるまでになった。“東大門市場”は、16兆ウォンの市場規模を持ち、毎日75万人が訪れる。海外からの訪問者は、毎年280万人。更にQRシステムを導入し、更なる活性化を図っている。

 

「レディースウェア」については、国際的なSPAブランドであるZARAやH&M、UniqloがLotteのような大型店でも取り扱われ、急激に韓国市場に浸透している。TopshopやHollister、CortefielなどのSPAブランドも2012年を目処に進出予定。

 

新しいパラダイムとして、「インターネットショッピング」が定着。ここ10年でインターネットショッピングは、230億ドルの市場規模を形成。この流れを韓国でも重要視しており、アパレル産業は、ネットを活用したプロモーションやセールを実施。

 

「ファッション産業への支援」については、政府および民間企業による5カ年計画で39億ウォンを投入する“Fashion Korea Project”を展開。若手ファッションデザイナーの欧米進出をサポートするプログラムを開始した。また、“Seoul’s 10 soul”というプログラムでは、10名の若手デザイナーをヨーロッパのデザイナーとのコラボレーションにてTORANOIショーに参加させた。また、New York Fashion Weekの会期中に“Concept Korea”を開催し、国際的な注目を集めた。

 

「ファッション展示会」は、様々に開催されており、Preview in Seoul、Preview in Daegu、Busan International Textile & Fashion Show、Daegu Fashion Fair、Busan International Smart Shoe & Parts Fair、Home & Table Deco Fair、Korean International Textile Machinery Exhibitionなどは、国際化が図られている。

講演Part-2

テーマ : 韓国における将来性のある繊維

 

講師 : Youngtex International Inc., Executive Director Dong jin氏

 

要約 : エジプトのピラミッドが建造された時代から7千年もの間、人類の衣服の生地には、変化がなかったが、1856年に合成染料が、1935年にナイロンが発明されて以降、繊維素材は飛躍的な発展を遂げた。

 

今後、韓国が繊維産業において大きく飛躍するために何ができるか、韓国の繊維産業が有する能力は何かをベースに、韓国がリードできる将来性のある素材を予測する。

 

まず、「マーケティングの側面」から言うと、新製品の素材が新しいという訳でなくても、マーケティング力によって製品の新しさを打ち出すことは可能。「技術面」では、現代科学とファイバーによる素晴らしい創造を見ることができる。「美的面」では、ファッションは美の追求と言いつつも、技術面も、深く関係している。例えば、マイクロファイバーの発明。これが、全く新しい感性や肌触りを可能にした。更に「社会的側面」からは、顕著になってきた人口の高齢化、資源の枯渇という重要な問題に加え“親環境”という考えも生まれた。こう言った社会現象は、ファッションに直接影響を及ぼすだろう。

 

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受講風景

 ビジネス・ミーティング

10月13日(木) 14:00~17:00  EXCO (展示会場)

 

今回の関連イベントである「テグ・ファッション・フェアー」の会場にAFFの活動を紹介する「AFFパビリオン」を設置。パビリオンを訪れた韓国企業との交流を図ると共に、ビジネスマッチングを実施した。

晩餐会

10月13日(木) 18:00~20:00  ケイミョン大学 ショパン広場

 

テグの総合大学でファッション学部を持つケイミョン大学、および、ブランド“Zishen”や“Culturecall”を展開する韓国アパレル企業Wivis主催による晩餐会が行われた。

 

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ショパン広場に設けられた晩餐会席

 

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各国VIPショパン広場に設けられた晩餐会席

 

生活文化視察

10月14日(金) 10:00~12:00  良洞村 (慶州)

 

慶州に残る伝統的住居集落「良洞村」を訪れ、朝鮮時代の両班(ヤンバン)文化を見学した。

 

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良洞村風景

産業視察

10月14日(金) 16:00~17:00  釜山国際ファッション・フェアー

 

今回で11回目を数える「釜山国際ファッション・フェアー」を視察した。同フェアーは、韓国唯一の産業用繊維商談会で、初回より300%の出展増を達成。今年は250社500ブースが出展した。Pret-a-Porter釜山コレクション、釜山国際映画祭と連携し、同時期開催することで国際発信力を高めている。

 

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会場内風景

 生活文化視察

10月15日(土) 10:00~11:00  釜山国際市場

 

60年以上の歴史を持つ「釜山国際市場」を見学した。同市場は、韓国独立時に自然発生的に立ちあがり、朝鮮戦争以降、市場として形成された。現在では、約650店舗が軒を並べ、生活用品、韓国の伝統衣装、服飾品など多種多様の商品が扱われている。老朽化が目立つものの、賑わいは全く衰えていない。

 

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市場内風景

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店舗内の様子

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